理学療法士のかずぼーです。
僕は10年目になりますが、3回転職し4つの職場を経験してきました。
つまり就職活動を3回行い、これまでに合計20回くらいは病院や施設の面接(または見学)をこなしてきました。
面接って、相手に評価して選んでもらうがありますよね?
でも、あなたも職場を選ぶ権利があるのです。
つまり、あなたも選ぶ側に立つべきだということです。
僕は転職にほとんどは転職に成功したと思いますが、中には2ヶ月で辞めてしまったこともありました。
転職を3回経験し成功と失敗も経験した僕が、面接時に理想の職場かを見極める4つのポイントをお伝えします。
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理学療法士の面接で理想の職場か見極めるポイント
あなたの理想の職場かどうかを見極めるポイントは以下の4つです。
- 要望を聞いてくれる
- 包み隠さず話してくれる
- 現場を見せてくれる
- 現場の人たちの態度
ポイント①.要望を聞いてくれる
面接では面接官から評価を受ける場をイメージする人もいるでしょうが、本来は職場の意向と応募者の要望がマッチしているかを話し合う場が面接なのです。
面接官によって応募者の人間性やスキルを舐め回すように探る人もいます。それって面接官の独りよがりですよね。
面接では、あなたの要望は聞いてもらえてるでしょうか?
「こんな仕事がしたい」
「成長できる環境が良い」
そう思って就職しても、要望を聞いてもらえてないと、働き出してから
「その仕事は他の人に任せている」
「やりたいことだけではダメ」
などと言って雑に扱われてしまうでしょう。
面接官とはある意味対等でなければいけません。
あなたの要望を聞いてくれる職場で、伸び伸びと働くのが一番です。
ポイント②.包み隠さず話してくれる
会社にはいろんな事情があります。
そんなに給料は出せないという職場もあれば、給料の高い職場もあります。
なかなか有給が取れない職場もあれば、シフト制で有給が取りやすい場合もあります。
「業務内容は?」
「給料はどれくらい?昇給は?賞与は?」
「休みどれくらいある?」
「有給は取れる?」
面接でこれら疑問にすべて答えてくれる職場を選んだほうが良いです。
曖昧な返答や嘘の説明があった場合には、その職場は考え直した方が良いでしょう。
ポイント③.現場を見せてくれる
良い職場は、臨床現場を必ずと言って良いほど見せてくれます。
僕も何回かありましたが、「見学希望」の約束だったのに実際の現場を見せてくれない職場もありました。
これは要望を聞いてくれるかという話とリンクしますが、約束を守ってくれないときはNGと見なしましょう!
見学希望なら、臨床を見せてくれるよう調整してもらいたいところですよね。
また、実際にその職場で働くのですから、現場のイメージができていない状態で働き出すのはかなり危険です。
もちろん訪問リハなど移動が必要な場合には面接時の見学は難しいですが、病院や施設などでは必ず現場を見せてくれる職場を選びましょう。
面接時に現場を見せるほどの仕事の余裕がない職場は、働き出すと忙しくなりそうなのも想像が付きますよね。
ポイント④.現場の人たちの態度
面接時は、科長や主任などリハ科のトップが面接に当たると思います。
面接の際は、まず良い面しか見せません。
「この人良い人そうだな」と思っても、実際には現場にほとんどいないこともあるので注意してください。
なので、必ず現場の責任者の態度を見てください。さらにそこで働く人たちの態度を見てください。
先輩の話してる時の後輩の態度などは参考になるでしょう。
ビクビクしてないですか?
なんとなく居心地悪そう。そう感じたのなら一度考え直したほうが良いかもしれません。
【転職3回経験者の助言】人間関係で職場を選んだ方が良い
職場を選ぶ際に何を重要視したほうが良いのか?
僕の経験からすると、一番は人間関係です。
こちらの記事▼でも書いてますが、人間関係が良いと仕事に対するモチベーションが上がるといわれています。そして、生産性も幸福度も向上するのです。
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もし仕事は厳しいものという認識があるなら、改めましょう。
人間関係の良い職場で働けば、困ったときに相談できるし、新しいことを始める際にも意見が通りやすくなるのです。
僕も給料の多い職場を選んだり、や残業が少ない職場にも転職しましたが、いずれも退職に至っていました。
3回目の転職の際には、はっきりと人間関係で選びました。
すると、給料も時間も人間関係の不満も解消されたのです。
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【転職成功談】理学療法士の僕が転職して給料・時間・人間関係が改善された話
理学療法士のかずぼーです。 僕は、9年のキャリアの中で転職を3回しています。 転職した理由は、「給料を上げたい」「時間が欲しい」「人間関係の良い職場に移りたい」など、さまざまでした。 現 ...
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やりたいことがなければ、人間関係で選んでみてはどうだろう?
僕は8年間回復期の病院に勤めていましたが、現在は整形外科クリニックに勤務しています。
大人数の病院に慣れてしまっていたので、クリニックで働く自分がイメージできていなかったので、職場候補からは外れていました。
人間関係の良い職場で働いたほうが良いと決めてからは、とにかく色んな職場を見学にいき、場合によっては面接もしました。
実際にクリニックで働いてみると、意外と楽しく仕事ができている自分にも驚きでした。
やはり、どんな仕事をするかよりも、誰と働くかは超大事だと今では確信しています。
今の僕の現場は、雰囲気が良いのでストレスなく働くことができています。
やりたい仕事があるなら別ですが、特に拘りがないなら人間関係を最重要にしてみてください。
その次に、給料や休日、有給消化率などを確認するようにしてみてください。
「相談しにくい」
「成長しづらい」
こんな職場は予め避けておきましょう。
僕も面接の際に、「この職場良いかも」と思っても、ちょっと違うと思えばこちらからお断りしていました。
どこか気を使うような職場は、長くは勤められないんですよね。
厳しいのが好きな人もいるでしょうが、自分の価値観に合わせて職場を探したほうが良いですよ。
個人的には、やっぱり楽しく働いた方が成長もできるし、毎日が充実すると思います。
自分一人で求人を探していても、現場の内部のことまでは詳しくわからないですよね。
- どんな人が働いているのか?
- どんな人が上司なのか?
- 残業はあるのか?
- 給料は良いのか?
など、面接時に聞きづらい情報は、転職サイトのエージェントに聞いてみましょう。
エージェントは職場内部の情報にも詳しく、あなたが希望した条件の職場を速やかに紹介してくれるサービスです。
面接対応や応募先への連絡なども行ってくれますので、就職活動時には使わない手はありません。しかもサービスは無料ですので、使わない理由がないですね。