理学療法士って、働き出すと「どのくらいの給料が貰えるの?」って気になりますよね。
理学療法士あるあるなのですが、患者さんから「先生給料たくさんもらってるんでしょ?」なんて言われると、返答に困るという。
当然、医師ほど給料は貰えないですが、じゃあ実際に"理学療法士は初任給でどれくらい貰えるのか"を僕が知る限りお伝えしようと思います。
理学療法士の初任給はどれくらい?
まず、理学療法士の平均年齢が31歳くらいです。(若いですよね。)
そして、年収に関しては400万円前後です。これは地域や職場、働き領域(病院なのか介護保険領域なのか)によってかなり差があります。
理学療法士の初任給ですが、平均するとだいたい月収23万円前後と言われています。
ただ大卒の初任給は平均すると20.5万円(平成28年厚生労働省)と言われているので、理学療法士の初任給はは比較的良いほうと考えることができます。
僕の初任給はどのくらいだったのか?
実をいうと、僕は転職を3回経験しています。
つまり、4つの職場を経験しているので、初任給というのを4回経験しているわけですね。
もちろん、経験年数が上乗せされるので、新卒者よりかは中途の初任給は若干高くはなりますが。
参考までに僕の初任給を公開しておきますね。
転職を3回経験している僕の初任給は、以下の通りです。
1~4年目 | 病院(回復期、療養) | 31万円 |
5~8年目 | 病院(回復期) | 22~23万円 |
9年目 | 訪問看護ステーション | 40分3,000円、60分4,000(非常勤のため参考) |
9年目 | 整形外科クリニック | 30.5万円 |
1年目は病院にしてはかなり月収が良いほうでしたね。年収にして450万円でしたので。
僕は5年目で転職していますが、同じ回復期の病院でもこれほど差があるのかというくらい職場によっては月収にかなり差があります。
僕が1~4年目に勤めた職場は、給料は良いけれど昇給がありませんし、業務もかなりきつかったので、「長くは続けられないなぁ」と日々感じていたのは確かです。
初任給だけでなく、賞与や昇給を見ておきたい
初任給ばかり気にするのではなく、賞与がどらのくらいあるのかで年収に差が出ます。
僕が1~4年目に勤めた職場も4~8年目に勤めた職場も、賞与が4ヶ月分ありました。
つまり、夏・冬でそれぞれ40万円くらい(手取りで)貰えるということです。賞与(ボーナス)を貰うって本当に嬉しいですよね。
年収の高い職場に就職する方法はこちら▼を参考にしてください。
-
理学療法士が"給料の高い職場"で働くには?具体的な方法を解説
理学療法士のかずぼーです。 理学療法士も働く上で、給料のことは結構気になりますよね? このまま理学療法士として普通に働いていて、給料って増えるの?ってこともしかり。 家庭を ...
続きを見る
家庭持ちなら初任給だけでなく、福利厚生も見ておきたい
すでに子供がいる中で理学療法士を目指す人は、職場を選ぶ際には「福利厚生」も見ておきたいですね。
扶養手当や住宅手当のある職場もあります。
よくあるのが、子供1人につき扶養手当月1万円。実質給料が1万円増えるのと同じですよね。
理学療法士ではほとんどないですが、住宅手当月4万円支給というところもあるので、給料が低くても固定費がかなり浮くので良いですよね。
こちら▼で職場選びのポイントを解説しています。
-
理学・作業療法士が後悔しない職場選びのポイント!転職支援・求人サイトを利用する際の注意点
理学療法士として働き出すと、「思っていたのと何か違う」と違和感を持ちながら仕事をしている人もいるかもしれません。 例えば、「給料が少ない」「残業が多い」「思っていたよりも重労働」など。 ...
続きを見る
給料の高い職場は転職サイトで探そう
理学療法士の初任給がどれくらいなのかはイメージがついたかと思います。
4つの職場を経験してきた僕が言えることは、初任給の額は職場によるということです。
また、初任給だけ見ていても他の福利厚生が充実していれば生活は楽になりますし、昇給や賞与があれば長く勤めるほどに年収が上がる傾向にあります。
求人に載っている「月収○○万円」というのだけで職場を選ぶのではなく、他にメリットがないのかも合わせて選択するのが良いでしょう。
初任給は高いほうが良い人は、訪問リハビリのインセンティブがおすすめです。
また、学校教員も良いと言われています。この二つは、初任給から年収500万くらいは狙えるでしょう。
このように職域によって給料に差はあるものの、僕が1年目から勤めた病院のように初任給31万円も貰える職場もあります。
給料の高い職場を選ぶなら、第一に就職サポート付きのエージョントに依頼するのが良いでしょう。
例えば、「最初から、〇〇万円くらい欲しい」と条件を伝えれば、希望に合った求人を紹介してくれます。
まとめ
理学療法士は他の業界に比べると初任給は若干高いといえます。ただし、地域や職場、職域によってかなり差があります。
訪問看護ステーションの訪問リハビリは比較的給料が高く、病院は若干安い傾向にあります。僕が1年に勤めた病院が圧倒的に初任給が高かったので、やはり給料は職場によるといえます。
もちろん、理学療法士としては働く上で給料ばかり意識がいくのは働き甲斐がないですが、お金に余裕があることで、自己研鑽できたり、家族サービスができるメリットもあるので、職場選びは吟味したいところですよね。
文中でも、紹介した転職サイトを活用すれば、多くの求人に触れることができ、あなたの希望条件にあった就職先が見つかりやすくなります。登録は無料ですので、まずは気軽に相談するだけでも試してみる価値はあると思います。