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転職に失敗したくない理学・作業療法士へ!転職に成功するための11のポイント

投稿日:2018年8月24日 更新日:

僕は理学療法士として、これまでに転職を3回、4つの職場を経験してきました。

 

キャリアとして転職が多いほうで褒められたものではないですが、その分色んな職場を見てきました。

そんな僕から、今転職を考えている理学療法士または作業療法士のあなたへ、「転職に成功するための11のポイント」をお伝えします。

 

理学療法士は転職しやすい業界です。今の職場に可能性を感じず、転職を決意した方もいるでしょう。

転職は面倒な作業が多いし、絶対に成功させたいですよね。満足のいく転職ができれば幸いです。

転職に成功する人、失敗する人の特徴

こちらに、転職に成功する人失敗する人の特徴をまとめています。

転職に成功する人

  1. 成功する人は「転職の目的」明確
  2. 目先の給料にこだわらない
  3. チャンスがあれば転職する
  4. 情報収集を怠らない
  5. 退職前から転職活動を行う
  6. 会社のホームページを読み込む
  7. 必ず施設見学をする
  8. 履歴書に拘る
  9. 面接でポジティブな「転職理由」を伝える
  10. 面接で「自分の強み」をアピールする
  11. 複数の転職サイトを活用する

転職に失敗する人

  1. 「転職の目的が」曖昧
  2. 目先の給料にこだわる
  3. 区切りが良いところで転職する
  4. 情報収集せず、安易に転職する
  5. 退職後に仕事を探す
  6. 何となく良かった点で就職を決める
  7. いきなり面接をする
  8. 履歴書を適当に仕上げる
  9. 面接でネガティブな「転職理由」を伝える
  10. 面接で「○○に興味がある」とアピールする
  11. 自分一人で何もかもしようとする

ここからは、転職に成功するための11のポイントをご紹介します。

ポイント①.転職の目的を明確にしよう!

あなたは、悩みや改善したい点があるから転職を決意したかと思います。

転職活動を始める前に、まずは転職せずに現職で解決できないか考えてみることをおすすめします。

人間関係残業が多くて忙しいなどの理由は、あなた自身で改善できる点もあります。

 

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ですが、

  • これ以上は給料が上がる見込みがない
  • 人間関係は修復不可能
  • 忙しすぎて心身共にきつい
  • 他の現場でチャレンジしてみたい

など、現職ではどうしても改善できないなら、転職活動を進めていきましょう。

 

転職は労力のいる作業です。

人間関係や今まで得てきた評価をゼロになります。住む場所までも変えるケースもあります。

そこまでして転職するメリットを、あなたははっきりと答えることができるでしょうか?

 

得られない"何か"を求めて転職するのが普通です。

 

転職に失敗する人は、転職する目的が曖昧になりがちです。

ただ漠然と「他の職場を見てみたくなった」「今の職場が嫌だから転職しようと思った」では、何が嫌で何を改善したいのかが不明確で、転職したとしても何年か経ってまた同じような気持ちになる場合もあります。

 

あなたは、働く上で何に重きを置きますか?

 

給料?人間関係?やりたい分野がある?

 

転職に成功する人は、転職理由を明確に答えられるのです。

 

こちら▼で、働く上で何を大切にするのか整理してみましょう。

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ポイント②.目先の給料にこだわらないこと

仕事をすることで、「対価としてお金をいただく」。そのために仕事をしているのです。

当然、給料を上げる目的で転職する場合だってあります。特に家庭があり、子供がいる人では、「やりがい」などの綺麗ごとで仕事を選んでいる場合ではないでしょう。

 

転職に失敗する人は、仕事内容をあまり吟味せずに転職してしまいます。

確かに前職よりも給料が上がれば、生活は楽になり、満足度も上がるかもしれません。

ですが、仕事をする時間は1日の2/3を占めているのです。

たとえ、給料が上がったとしても、やりたくない仕事をしているとどんどん不満が溜まってきます。不満が溜まると、また転職してしまいます。これは転職に失敗する人の典型的なパターンです。

 

給料を気にして転職したのなら、

  • 昇給がどのくらいなのか、
  • どんな人事考課で昇給が決められているのか
  • 賞与はどの程度あるのか

までリサーチしておきましょう。

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仕事は、長く勤めることでだんだんと評価が上がり、昇給に繋がるのです。

 

転職に成功する人は、一時的に給料が下がったとしても、しっかりと実績を積みコツコツを昇給を目指すものです。

また、自分の仕事に誇りを持ち、やりがいのある仕事につければ長く勤めることができます。そのほうが長い目でみれば給料アップにつながるのです。

 

例えば、国立や公立の病院では入職時の給料が20万くらいですが、昇給や賞与の額は、民間の病院よりも高く、長く勤めると生涯年収に大きな差がでてきます。

給料を上げるための転職を考えるなら、将来性のある職場に転職を決めるのが得策でしょう。

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ポイント③.チャンスがあれば転職しよう!

「何ヶ月後か先に、転職しようと考えている」

そういう人は、今すぐ求人を探したり、転職サイトのエージェントに相談するなりしておきましょう。

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「いつか転職したい。1年後で良いかな。」くらいの気持ちなら、まだ気持ちが熟していません。今の職場で頑張りましょう。

 

転職に失敗する人は、「ボーナスが出たら転職しよう・・・」「この仕事がひと段落したら転職活動を始めよう・・・」などと言いながら、なかなか良い職場が見つからずに、嫌々働いている人たちです。

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転職活動期間は概ね3~5ヶ月程度です。

応募先は少しでも早く採用を決めたいと考えています。

新卒者が多く入職する4月は、何人も募集をかける病院(施設)が多いですが、中途採用者の場合1~2名がほとんど。

転職に成功するには、「この病院(施設)は条件が良い!」とピンとくる職場があれば、すぐに応募できるようにしておくのが得策です。

思い切りよく、行動するのがポイントです。

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ポイント④.情報収集を怠ってはいけない

転職前の情報収集はとても大切です。

  • 給料
  • 昇給
  • 社内の人間関係
  • 仕事内容

などを見ずに、知り合いに誘われたからという理由で転職を決めてしまうのはかなり危険です。

 

というのも、僕が2ヶ月で退職した訪問リハビリも、入職を決めた理由が「知り合いに誘われたから」だったからです。

これは典型的な失敗例です。

給料面が思っていたのと違い、すぐに退職することになってしまったのです。

 

ネットの求人情報から、給料や休日数などの情報を集めるのはもちろん、社内の人間関係や仕事内容もしっかりと情報収集しておきたいところです。

実際に働いてみて「なんか違う」となってからでは遅いのです。

 

転職に成功する人は、ネットや求人情報だけでなく、実際現場で働く人の生の声を拾っています。

今では、SNSが普及していますので、気になる病院や施設をリサーチして、そこで働く人が仕事もプライベートも充実しているのか観察してみれば良いのです、

愚痴ばかりこぼしている人がいるのなら、ブラックな部分があるのかもしれません。

 

生の声を簡単に拾う方法は、転職エージェントに聞いてみることです。エージェントは実際に現場に足を運び、社内の雰囲気、上司の人柄などの情報を入手しています。

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ポイント⑤.退職前から転職活動を始めよう

「どうせ転職するなら1ヶ月くらい休んで旅行でも行こう」と考える人もいるでしょう。

滅多にない長期休暇の機会を得て、浮かれるのも良いですが、必ず退職する前に次の職場を見つけるようにしてください。

ぎりぎりになって、転職活動を始めてもうまく見つからないこともあります。せっかくゆっくり休めるチャンスなのに、転職活動で忙しかったら勿体ないです。

たとえ運良く職場が見つかったとしても、条件に合った職場かどうかもわかりません。

 

また、一度退職すると社会保険から国民健康保険に切り替える必要があります。

会社に勤めれば、給料から社会保険料が天引きされているのですが、会社を辞めると自分で国民健康保険に加入することになります。

僕も退職して1ヶ月くらい休みの期間がありましたが、国民健康保険料がバカにならないんですよね。

月に3万くらい払ったんじゃないでしょうか。働いてもいないのに、とにかくお金がなくなる。

 

僕の場合、転職する際は必ず次の職場が決まってから退職していました。

そのほうが、次の職場が見つからずに、退職後にバタバタするなんてこともありませんのでね。

 

また、次の職場までの休み期間は長くても3ヶ月以内にしておいたほうが良いでしょう。

あまりブランクが長すぎると、新たに働き出したときにかなりきついです。

僕は2ヶ月休んだことがありましたが、再就職の際は結構きつかったです。あと、休み期間が長すぎるとさすがに暇になってきます。前述したようにお金もどんどんなくなります。

そんな理由で、あまり休みすぎるのはおすすめしません。

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いずれにしても、

  • 退職前から転職活動を始め
  • 次の職場を決め
  • いつから働き出すのか

まで決めてから退職するようにしましょう。

そのほうが、安心して次の職場で働き出すことができますよ。

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ポイント⑥.会社のホームページは穴が開くほど読み込もう

一般的な病院や施設では、必ずホームページがあります。

そこで、

  • どんな理念を掲げているのか
  • 院長の人柄や雰囲気
  • どんな疾患の人が多いのか
  • リハビリテーション科はどんな人がいるのか

いろんな情報を得ることができます。

 

ホームページに目を通すだけで自分に合っているのかわかりますし、面接でも「理念に共感した」や「自分はこの部分で貢献できる」など積極的なアピールが可能になります。

 

転職に失敗する人は、施設見学をした際の雰囲気や大手の病院というブランドなど、いわゆる「何となく」で応募してしまいます。

これでは、面接でアピールすることは難しいですし、働き出してから「思っていたより、きつい」「なんか違う」となって、また辞めたくなってしまいます。

 

転職に成功するためには、ホームページは穴が開くほど読み込んでください。

それでも、情報が不足している場合は、転職サイトのエージェントに依頼し、さらに多くの情報を得るようにしましょう。

ここまでやれば、ハズレの職場を引くことはほぼありません。

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ポイント⑦.面接の前に、必ず「施設見学」をしよう

良さそうな求人が見つかれば、「早速面接に・・・」ではなく、まず「施設見学」をして雰囲気を確かめてください。

給料や休日数、仕事内容などは求人表やホームページに載っていますが、社内の雰囲気や上司の人柄などは、実際に目で確かめてみないとわからないものです。

 

僕も転職した際には、必ず「施設見学」をさせてもらていました。

求人募集欄では、良さそうな条件でも実際に見学してみると「ん~、上司がなんか合わなそう・・・」ってこともあるんです。こういう雰囲気みたいなのは実際に職場に訪れてみないとわからないのです。

病院見学の際の注意点▼

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転職に失敗する人は、良さそうな求人が見つかれば即面接を受けてしまいます。

転職に成功する人は、落ち着いてまずは施設見学の依頼をするものです。情報をどれだけ集められるかが"カギ"を握ると言っても良いでしょう。

 

面接では、採用側から一方的に評価されるのですが、施設見学ではほぼ対等の関係性が築けるのです。

施設見学では「どんな職場なんだろう?」と逆にこちらが評価できるのです。こちらが気に入らなかったら、応募しなければ済みますのでね。

 

もし、施設見学の依頼を自分でするのが面倒、依頼するのは気が引けるという人は、転職エージェントに依頼しましょう。

転職エージェントは、「施設見学の交渉」も代行してくれます。

転職エージョントを活用したほうが良い理由▼

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ポイント⑧.履歴書は丁寧に仕上げよう

パソコンで履歴書を作成することが増えてきている昨今、まだまだ手書きで履歴書を仕上げることもあります。

やはり「字」に人柄や意気込みが宿ります。

 

ダメな履歴書は、行間が揃ってなかったり、自己PRが抽象的であったりします。

履歴書は、面接とは違い事前に準備して仕上げることができるので、その点がメリットなのです。

面接でも、履歴書の内容に沿って話が進むケースが多いため、自分のアピールポイントを最大限に発揮しましょう。

 

履歴書の書き方はこちら▼

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ポイント⑨.面接では、ポジティブな「転職理由」を伝えよう

転職を決意した際、前の職場で何かしらの「不満」があったから行動したはずです。

  • 今の職場では給料がが安い
  • 残業が多い
  • 人間関係が悪い
  • 上司に対して不満がある

など・・・

 

ですが、それらはあなたが思う「転職した理由」であって、次の職場の人にはそのまま伝えるとネガティブな印象を与えてしまいます。

転職に失敗する人は、面接でネガティブなまま伝えてしまっています。

 

転職に成功する人は、転職理由をネガティブな表現ではなく、ポジティブな表現に変換して伝えています。

「給料が少ない」という転職理由よりも、「家族を楽にしたいと思った」のほうが良いでしょう。お金の先に何を変えたかったのか、ここが重要なのです。

「残業が多かった」「忙しかった」などではなく、「自分の時間がなく、勉強したいことができなかった」など、転職理由が前向きな動機であることを伝えましょう。

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ポイント⑩.面接では、自分の興味のあること・・・ではなく、「自分の強み」をアピールしよう!

中途採用の場合「○○に興味あって勉強したいために応募しました」などのようなアピールはしないことです。これを言ってしまうと、転職に失敗してしまう恐れがあります。

このセリフが通用するのは、新卒者だけです。

 

中途採用者に求められるのは即戦力です。

「自分は○○ができる、得意」といったアピールでなければ、面接官に全く響きません。

 

中途採用者は、面接に挑む前に

  • 自分は今までにどんな取り組みをしてきたのか
  • どんな実績を積んできたのか

を棚卸してみると良いでしょう。

 

その上で、どんなことに貢献できるのかをアピールしましょう。これが転職に成功するための秘訣です。

 

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もし、これといった実績が思い浮かばない人は、転職エージェントに相談するのもありです。

エージェントは転職のプロですので、目を惹く履歴書の書き方、面接のポイントなども教えてくれます。

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ポイント⑪.複数の転職サイトを活用しよう

退職前には、

  • 上司への報告
  • 仕事の整理や引継ぎ
  • 新しい職場選び

などでかなり忙しくなります。

 

転職に失敗する人は、何もかも自分でしようと考えてしまいます。

 

転職に成功する人は、自分がやるべきことだけ自分でやり、人に任せて良いところは任せています。

 

求人は探せばいくらでもあるのですが、転職サイトの中には非公開の求人もあり、ネットには掲載されていない情報もたくさんあります。

なぜ非公開なのかと言うと、応募者が殺到しやすい人気の病院(施設)だからです。

 

転職サイトとは、予め登録者の希望条件を聞いておき、希望に合った求人をエージェントから紹介してくれるマッチングサービスです。

 

転職サイトと言っても「病院の求人が多い」「介護保険領域の求人が多い」「○○の地域に強い」など特色が異なります。

一つのサイトに絞るのではなく、複数のサイトに登録しておき、多くの情報を得るのが良い職場を見つける秘訣です。

就職・転職を考えいる人へ!おすすめの転職サイトをご紹介

僕はこれまでに転職を3回、4つの職場を経験してきました。

僕が転職してきた理由ですが、給料の高いところを求めたり、残業の少ないところ、休日が多いところ、人間関係が良いところ、行きたい分野があったなど、自身の生活状況や価値観が変わったタイミングで職場を変えてきました。

リハビリ職は有資格者のため、転職しやすいのが最大のメリットです。

転職してすぐに月5万円以上も給料が増えることはよくありますし、職場を変えただけで人間関係が良くなり働きやすくなることもあります。

実際に僕は、そうやって理想の働き方を実現するために環境を変えてきました。今は給料も休みも多い整形外科クリニックに就職しています。

もちろん環境を変えれば、これまで築いてきた周りからの信頼もまた一から積み上げていく必要があります。

それでも今居る場所よりは可能性があると感じたから、転職することを決意したのです。

以下に、僕が実際に使ってみて、満足度の高かった転職サイトをご紹介します。

転職は何度もするものではありません。そのため、転職することに躊躇うこともあるでしょうし、どうやって転職すれば良いのか悩む人もいるでしょう。

転職サイトに登録すると、就職のプロが求人の紹介から、面接や履歴書のアドバイスをしてくれ、不安なく転職活動を進めることができます。

さらに転職サイトは非公開求人も多く扱っており、自分一人で求人を探すよりも多くの情報を得られるメリットがあります。

まだ転職の方向性が決まっていない人こそ複数の転職サイトに登録しておけば、就職できないリスクを回避することができます。

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