理学療法士のかずぼーです。
理学療法士としてバリバリ臨床を頑張っている人でも、20~30代になると結婚を考える人も多いでしょう。
女性ですと出産や結婚適齢期と理学療法士として頑張りたい時期がちょうど被ることで、「仕事」と「プライベート」の両立で悩む時期でもあるでしょう。
僕の周りでも、20代中盤くらいから怒涛の結婚ラッシュが起こりました。
結婚すると大変なことも多いでしょうが、その分幸せは何倍にもなります。
この記事では理学療法士が結婚するにあたって抱える心配事を整理し、悩みを解決するための方法を解説します。
幸せな結婚を考える理学療法士の参考になれば幸いです。
理学療法士が結婚するなら「お金」は大事!
理学療法士が結婚を考えるときの心配事とは何でしょうか?
まず一番の心配事は「お金」です。
一人暮らしや実家暮らしでは、それほどお金の心配をしなくても良いですし、勉強会に参加したり娯楽にお金を使う余裕もありました。
結婚して家族を養うのにお金がないと苦労しますし、子供ができれば養育費や学費にもお金が必要になります。
お金の心配を解消するには?
住む場所によっては、月々の出費など経済状況によって必要な額のお金は人それぞれです。
最もお金で心配するのは子供にどれくらいお金がかかるのかでしょう。
子供1人22歳まで育てるのに約1700万円はかかると言われています。
子育ての費用には、月々6万4千円ほど余裕が必要という計算になります。子供が2人いるなら当然倍はかかります。
このようにまずは、子育てをする際にどれくらいお金が必要なのかを計算してみると良いでしょう。
今は共働きが主流ですので、それほど難しくはないでしょう。
過程によっては旦那が稼いで、奥さんが家事、育児をする家庭もあるでしょう。
一方に負担をかけないことが大切。
支出を減らす考え方
収入を増やす以上に支出を減らすことが大切です。
よくコンビニのお菓子や小さな嗜好を減らそうとしてしまう人も多いですが、ストレスが溜まる上にそれほど出費を抑えられていない場合もあります。
小さな出費よりも、大きな出費を減らすほうが圧倒的に効率は良いです。
例えば、
「都会で車は必要?」
「外食多くない?帰宅時間を早くして手料理を作ったほうが安上がりじゃない?」
これだけでかなりの出費を抑えることができます。
結婚したとしても、独身自体の金銭感覚を引きずる人もいますが、段々と慣れてきます。
お金を自由に使うことでリフレッシュしていたのが、夫婦でコミュニケーションを取ることや子供と遊ぶことが生きがいになり、段々と無駄遣いが減るものです。
理学療法士として、収入が心配なら転職も考えてみよう
理学療法士の平均年収は404万円(厚生労働省の平成29年度賃金構造基本統計調査より)とされています。
一般企業は428万円ですので、理学療法士の給料はそれほど高いものではありません。
とはいえ、理学療法士はまだまだ求人が多く転職もしやすい業界です。収入が少ないのなら、給料の高い職場に転職するのも良いでしょう。
収入が高いほうが、経済面での将来の不安は解消されます。
理学療法士が給料の高い職場へ転職するには?▼
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将来のために少額投資も始めてみよう
将来が不安なら少額投資もしておきましょう。
理学療法士はお金のリテラシーに疎い人もいますが、結婚を考えるのであればお金は必要です。
2019年6月に金融庁が「老後2000万円足りない」などと言って物議を醸していました。
転職して給料を増やすのも良いですし、副業してみるのも良いでしょう。
最も安定的に将来の蓄えを増やしておきたい人は、少額の投資から始めてみてください。
銀行に預けておくだけの貯金だけでなく、金利が安くお金は増えませんし、引き出し手数料に損していることでしょう。
国が推奨するiDeCoや積立NISAを始めよう
iDeCoや積立NISAは、小額から始められて、初心者でもとっつきやすい投資です。この2つは、節税の優遇を得られることや利益も非課税になる制度があります。
投資と聞くと、株やFXで大損をこくイメージを持っている人もいますが、iDeCoや積立NISAは投資というより資産運用です。
資産運用は、「長期」「小額」「分散」が基本です。
日本経済はやや停滞気味ですが、世界経済は成長を続けています。なので、国内外分散投資しておくのがおすすめです。
余剰資金で小額を毎月、20~30年くらいかけて積み上げていくのが鉄則です。
あくまでも余剰資金で始めてください。
「どうせ銀子に預けておくくらいなら、少しだけ資産運用に回そうかな...」くらいの金額で良いです。
僕は投資素人ですが、iDeCoと積み立てNISAだけはやっています。
銀行窓口で投資案件を手続きしてしまうと、大幅は手数料で損してしまいます。
多少手間かもしれませんが、ネットを活用して手数料の少ない楽天証券やSBI証券あたりを使うのが良いでしょう。
控除や利益控除などの利点もあるので、やらないのは大幅な機会損失です。
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結婚生活には時間が必要
「お金の心配は解消されたけど、時間がない...」
これでは結婚生活は上手くいきません。
仕事が忙しすぎて一方に負担をかけているなら、家庭が崩壊する恐れもあります。
幸い理学療法士は転職もしやすく、再就職もしやすいです。
職場選びさえうまくいけば、有給も使えて、休日も多い職業です。
結婚生活では学ぶことが沢山あります。
元々赤の他人だったパートナーとの共同生活、子育て、家事。
初めて経験することの連続で戸惑うこともあるでしょう。
家事や育児は大変なものです。
経験したことないことをするのですから、不慣れで当然です
学ぶためには、仕事だけでなくプライベートの時間確保はとても大切です。
時間がないと、子供の面倒を見られないことや夫婦のすれ違いを生む恐れもあります。
結婚を考えるのであれば、「お金」と「時間」の両方を確保することが大切です。