理学療法士の将来大丈夫？あなたの職場で「退職金」どれくらい貰えるか知ってる？

どうも、かずぼーです。

いきなりですが、あなたの職場で「退職金」はどれくらい貰えるかって知ってますか？

退職金のことをあまり考えずに、職場を選んでいる人は多いと思います。

一般企業の退職金の相場を簡単に説明するとこのようになります。

勤続20年以上かつ45歳以上の場合

引用）平成25年に厚労省から発表された『就労条件総合調査結果の概要』

理学療法士や一般企業の退職金の相場は過去にも解説していますので参考にしてください。

理学療法士の退職金の相場は？▼

ただ、退職金の平均額は年々下がっており、2040年には平均すると1000万円ほどになるようです。

しかも、退職金は会社で義務づけられていません。

なので、年老いてから「さあ、退職金いくらかなー？」と楽しみにしていても、

「退職金とかないよ！」

と言われても、文句が言えないのです。

これって、かなりヤバいと思うのです。

あなたの会社の退職金いくらなのか知ってますか？

まず、雇用契約書であなたの会社で退職金はどれくらいあるのか確認しましょう。

僕の職場では、表にまとめて「何年勤めればいくら貰える」といった形で示されていました。

それを見てびっくりしましたが、僕が思っていたよりも遥かに多かったのです。

ざっくり言いますが、30年勤めれば1000万円以上はある計算になったのです。

もちろん、今後どう変わるかわかりませんが、少なくとも現時点ではかなり優遇されている印象を持ちます。

僕の職場の場合、仕事内容の楽さの割に月給が高かったり、

コロナで普通売り上げが多少落ちているはずなのに「無事に営業できたから」という理由で、月給が10％上乗せされたり、なにかと優遇してくれるので。

そりゃ、シッポ振ってせっせと働きますよね。(笑)

休憩時間もなぜか2時間くらいありますし。

まあ、恵まれた職場だなと思うわけです。

あなたの職場はどうでしょうか？

年老いて「退職金はないよ」と言われても遅い

退職金は、絶対確認しておいたほうが良いですよ。

60歳になって、「よーし、退職金入るぞー、いくらかな？」「え？300万円？うそ？もっともらえるんじゃ...」とか言っても遅いですからね。

法律上、退職金制度を導入していなくても問題ではないのです。

ということは、退職金なし...

なんて職場も普通にあり得るわけです。

「退職金？そんなのないよ」

と言われると、ぞっとしますよね。

ところで、訪問看護ステーションなどでは退職金って用意されているのでしょうかね？

その辺を僕は結構危惧しています。

訪問看護ステーションの年収は、病院に比べてたしかに高いのですが、退職金なし...なんてことはないですよね？？

僕なら上司に「退職金ってあるのですか？」と普通に聞きますよ。

雇用契約を結ぶ上で、どんな仕事をして、どんな報酬を得られるのか確認しないってやばいですからね。

遊びで仕事しているわけではありませんから、自分に支払われる対価くらいは把握しておきたいものです。

「うちの職場の退職金いくらですか？」をやんわり聞く方法

でも、「退職金いくら？」とストレートに質問しづらいですよね。

僕は、どういう風に上司に聞いたかと言うと、

「iDeCoやってるのですが、将来の退職金とiDeCoを合算したときに、課税される恐れがあるので、そのために退職金を把握しておきたいのです」と言いました。

僕の場合、30歳から今の職場に勤めているので、30年勤務した際にiDeCoと退職金を合わせて1500万円までは非課税なのです。それ以上は課税対象というわけです。

まあ、シンプルに「退職金の額教えてくれ」って話なのですが、もっともらしい理由を添えて聞いてみました。

上司はあっさりと退職金の計算表を見せてくれました。

雇用契約を結んでいるのに見せてくれない上司だと今後が思いやられますけどね。

でまぁ、思ったよりも退職金が貰えるみたいで、今のところは安心しています。

現時点で「退職金ほとんどない」という人は悪いことは言いませんから、今のうちに転職を考えた方が良いですよ。

退職金は長年勤めた方が多く貰えます。長く勤められる職場を今のうちに見つけて自分のポジョンを築いておきましょう。