どうも、かずぼーです。
2020年最初からコロナが流行り出して、日本だけでなく世界がやばいことになりましたね。
世界中で死者が多数出ていることはもちろんやばいですが、感染者も増加する一方で「こりゃ、経済を止めないと収まらないぞ」っていう雰囲気が各国で出ていますよね。
都市閉鎖(ロックダウン)した国もありますし、日本も2020年4月中旬頃から全国に「緊急事態宣言」が出されました。
病院やイベント会場で、集団感染したりするほど感染力の強いコロナですので、1人でも感染者が出ればそこからどんどん感染が広まる恐れがあるわけです。
「緊急事態宣言」
つまり、「不要な外出は控えろ」ということですね。
もっと簡単に言えば、「家にいろ!」と。
そういうことです。
クリニックの患者数が少し減った
特に高齢者は死に直結する恐れもあるので、高齢者がコロナに感染するのは避けたいわけです。
なので、僕の勤めるクリニックの患者数もコロナピーク時は1〜2割ほど減りました。
こうなると売り上げも下がるわけです。
「給料も下がるのでは…」
「ボーナスも減るのでは…」
そう心配したのです。
理学療法士がコロナ自粛期間中に給料が10%上がった
患者数が微減しているにも関わらず、僕の勤めるクリニックは「緊急事態宣言」中の職員の給料が10%増えたのです。
院長いわく、「当院からコロナ感染者が出ておらず、患者数は減っているけど、通常通り開院できているから」
だから、給料を上乗せした。
とのこと。
Twitterなんかをみていると、
「売り上げが下がっているから、職員の給料を下げた」とか、
「ボーナスカット」とか、
「昇給がなくなった」とか。
なかなか厳しい現状をツイートしている人もいます。
そんな中、当院の職員の給料は10%増えたのです。
「どこからそんなお金が湧いて出てくるのか?」
って疑問に思う人もいるでしょうね。
少し売り上げが下がったくらいで、普通は給料に影響しない
そもそも、理学療法士1人の売り上げって計算したことありますか?
僕はクリニックに勤めていますが、ざっくりと計算してみると一人で年間820万円くらい売り上げていたのです。
そして、一般的には労働分配率は40〜60%くらい。
つまり、820万円×40〜60%が理学療法士1人の年収ということです。要するに、350~500万円くらいが理学療法士の年収ということです。
残りの売上金は、職場に持っていかれるわけです。受付さんや設備費などに投下されるということ。
つまりですね、患者数が1〜2割程度減ったくらいでは普通給料に影響しないはずです。
よっぽど普段カツカツでやってるか、売り上げに関係ない無駄な人件費に割いていると、給料に影響が出るでしょうがね。
そういった意味では、病院なんかは給料を減らされるかもしれませんね、患者の母数が多いわけで1〜2割患者数が減るのは致命的。
クリニックは無駄な人件費も少ないので、この程度の患者数の減りでは給料には影響しないし、むしろ営業できていることでボーナスを貰える場合もあるってことです。
コロナで理学療法士の給料が減るなら、搾取されているかも
もし、クリニックで「給料が減らされた」って話しなら、それコロナを理由にめっちゃ搾取されてますよね。
お伝えしたように、ちょっと患者が減っただけでは給料は下がらないですよ。なぜなら、通常売り上げの半分くらいは毎年職場に献上しているのですから。
給料が下がるなら、この先もやっていけますかね。
もっと給料面でも良心的な職場はありますよ。
まぁ、今の職場にずっといるのか、それともこのタイミングで職場を変えるのかは、あなたの自由です。
ということで、コロナで「緊急事態宣言」中に僕の給料が10%上がった話でした。