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【理学療法士の働き方】重症患者がきついなら介助量の少ない職場で働くと良い

投稿日:2019年1月14日 更新日:

あなたは理学療法士として、どんな気持ちで日々働いているでしょうか?

 

「患者が良くなっていくのは嬉しい、やりがいがある」

と思う人も多いでしょう。

理学療法士は人の命や人生を左右するお仕事でもあります。とても責任感を感じる人も多いでしょう。

 

命の重さ、人生の重さを背負いきれずにその重さに押しつぶされそうになり、理学療法士自体が辛くなっている人もいるのではないでしょうか?

そんな人に向けてこの記事を書いています。

何となく厳しい理学療法士の業界が辛い

あなたが理学療法士を志した動機は、何だったでしょうか?

 

「自分が怪我をして、理学療法士の先生にお世話になったから」

「家族の介護が必要になったから」

「これからは高齢者が増えるし、需要があると聞いたから」

「とりあえず資格を取りたかったから」

「何となく」

 

動機は人それぞれでしょう。

 

学校で医療のことを学び、実習に揉まれ、それなりにこの業界の厳しさを知りつつも、やっとの思いで資格を取った人も多いと思います。

そして、「新入職者は、最初働くなら病院が良い」と聞いて働いてみるけど、人の人生、人の命の重みに耐えられなくなっている人もいるのではないでしょうか?

 

「自分は理学療法士に向ていない」なんて悩む人もいますが、僕はそうは思いません。

「理学療法士に向かないというよりも、今の職場が合っていないだけかもしれない」

そう思うのです。

理学療法士が働く場所は、たくさんある

理学療法士が働く場所は、

  • 病院
  • 介護老人福祉施設
  • 訪問リハビリ(病院や訪問看護ステーションなど)
  • デイケア
  • 外来

などたくさんありますよね。

 

病院でも急性期では、命に関わる。

回復期では、人の痛みやその後の生活に関わる。

維持期では、人の死に直面する。

訪問リハでは、人生や生活に関わる。

理学療法士は、どこに行っても尊い職業です。むえに使命感を感じる人も多いでしょう。むしろそう感じない人のほうが少ないでしょう。

 

でも、その使命感に押しつぶされそうになる人もいると思うのです。別に珍しいことではありません。

医療・介護は思いやりだけではできないのです。思いやりの裏に、冷静で分析的思考も併せ持っていないといけません。

人が亡くなったり、脳卒中で高次脳機能障害を呈した患者に怒鳴られりすることもよくあります。むしろ、ドライな気持ちで患者に接するくらいがちょうど良い場合もあります。

重症患者がきついなら介助量の少ない領域で働くと良い

人の命、人生を背負うことが重荷になっている人は、理学療法士として活躍できないのか?

命の危険が少ない分野を選べば良いのです。

例えば、外来リハやデイケアです。

 

外来リハは、とにかく痛みを訴えて来院される人が多いです。外来リハでは、自分の足で歩いてくる人が多いです。 介助量は圧倒的に少ないです。トイレ介助も必要なし。

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デイケアも、ある程度症状が安定している人がリハビリを受けられます。

訪問リハビリでも、重症度の低い職場を選べば良いのです。

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要するに、今の職場で辛くなっているなら、職場を変えてみることです。

そんな軽い気持ちで仕事をするなと言う人もいるかもしれませんが、働く理学療法士自身が辛いと思っているようでは、患者に良質なリハビリを提供できないと僕は思うのです。

外来リハビリでは、命や人生というより、痛みについて詳しくならないといけないし、それはそれでまた別の課題が出るわけです。

要するに、適材適所があると言うことです。

 

僕も3回転職し、これまでに病院、訪問、外来と経験してきました。

僕は8年回復期の病院に勤めていたので介助は得意ですが、今勤めている外来クリニックは介助することがほとんどないので、身体的にはかなり楽です。

病院が向いてる人、訪問リハが向いてる人、外来が向いてる人。あなたが働きやすい職域があることを知ってほしいです。

就職・転職を考えいる人へ!おすすめの転職サイトをご紹介

僕はこれまでに転職を3回、4つの職場を経験してきました。

僕が転職してきた理由ですが、給料の高いところを求めたり、残業の少ないところ、休日が多いところ、人間関係が良いところ、行きたい分野があったなど、自身の生活状況や価値観が変わったタイミングで職場を変えてきました。

リハビリ職は有資格者のため、転職しやすいのが最大のメリットです。

転職してすぐに月5万円以上も給料が増えることはよくありますし、職場を変えただけで人間関係が良くなり働きやすくなることもあります。

実際に僕は、そうやって理想の働き方を実現するために環境を変えてきました。今は給料も休みも多い整形外科クリニックに就職しています。

もちろん環境を変えれば、これまで築いてきた周りからの信頼もまた一から積み上げていく必要があります。

それでも今居る場所よりは可能性があると感じたから、転職することを決意したのです。

以下に、僕が実際に使ってみて、満足度の高かった転職サイトをご紹介します。

転職は何度もするものではありません。そのため、転職することに躊躇うこともあるでしょうし、どうやって転職すれば良いのか悩む人もいるでしょう。

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