理学療法士として働いていて、20代〜30代で「そろそろ結婚を考えたい」と思う人は多いでしょう。
仕事も楽しくなってきた一方で、将来のことを考えると悩みが増える時期でもあります。
特に女性の場合、結婚・出産のタイミングとキャリアアップの時期がちょうど重なりやすく、
「このまま仕事を続けていいのかな?」
「結婚したら、どんな働き方ができるんだろう?」
といった不安を感じる方も少なくありません。
僕の周りでも、20代中盤を過ぎたあたりから“結婚ラッシュ”が始まりました。
結婚して幸せそうな人もいれば、仕事や家庭の両立に苦労している人もいます。
理学療法士という仕事はやりがいがある分、時間的・経済的な負担も大きく、「仕事」と「プライベート」のバランスが悩みの種になりやすいのです。
では、理学療法士が結婚を考えるときに、どんな“心配事”があるのでしょうか?
そして、それに対して何をすれば良いのか?
この記事では、理学療法士として幸せな結婚を叶えるために、押さえておきたいポイントを整理してお伝えします。
ぜひ、自分の将来を考えるきっかけにしてみてください。
目次
結婚するなら「お金」と「時間」のバランスが大切
結婚生活でまず気になるのは「お金」と「時間」の問題です。
お金がなければ家族を支えられず、時間がなければ夫婦のコミュニケーションが減り、結果的にすれ違いを生むこともあります。
いまは共働き家庭が主流の時代。
一方の収入に頼るより、お互いが協力し合うことで家計も安定しやすくなります。
もちろん、夫が稼ぎ、妻が家庭を守るという形も悪くはありません。
大切なのは、どちらか一方に負担が偏らないこと。
お金も時間も「夫婦でどう分担するか」を話し合うことが幸せの第一歩です。
理学療法士の「お金の心配」|年収・副業・支出の見直し
理学療法士の平均年収は約404万円。
一般企業の平均(約428万円)と比べると、やや低めです。
決して少なすぎるわけではありませんが、将来の結婚や育児を考えると「もっと収入を増やしたい」と感じる人は多いでしょう。
収入を上げるには、
- 職場で昇進・役職を目指す
- 管理職や教育職へステップアップ
- 副業で収入源を増やす
といった選択肢があります。
ただし、副業をすると時間の余裕がなくなり、家庭への影響も出るかもしれません。
お金と時間のバランスを意識することが何より大事です。
まずは「支出を減らす」ことから見直すのも効果的。
- 車、本当に必要?
- 外食が多くない?
- 必要のないサブスクを使ってない?
結婚後は、独身時代の金銭感覚をそのまま引きずらないようにしましょう。
大きな出費を減らすだけで、生活の余裕は大きく変わります。
将来に備える「投資」と「貯蓄」
「老後2000万円問題」が話題になったように、将来のお金の不安は誰にでもあります。
貯金だけに頼るのは、いまの金利ではもったいない時代。
将来のための“積み立て投資”を始める理学療法士も増えています。
投資というと「危険そう」「難しそう」と感じるかもしれませんが、ポイントは「長期・小額・分散」。
国が推奨している
- iDeCo(個人型確定拠出年金)
- つみたてNISA
などを利用すれば、初心者でも少額から安心して始められます。
僕自身も投資は素人ですが、この2つは実践しています。
手数料が安い楽天証券やSBI証券が人気ですね。
節税効果もあり、知らないと損をする制度なので、余剰資金で少しずつ始めてみましょう。
「時間がない」問題をどう解決するか
お金があっても、時間がなければ家庭は崩壊します。
仕事が忙しすぎて家族と過ごす時間が取れないと、せっかくの結婚生活もすれ違いの連続に。
時間を作るためには、
- 残業が少ない職場への転職
- シフトの自由度が高い職場を選ぶ
- パート・時短勤務への切り替え
といった働き方の見直しも選択肢のひとつです。
幸い、理学療法士は転職しやすく、再就職もしやすい職種です。
職場選びさえうまくいけば、有給を使って家庭を大切にできる働き方も実現できます。
「やりたいこと」と「結婚」の両立
「理学療法士としてまだ成長したい」
そう感じているなら、あえて今は結婚を焦らず、キャリアを優先するのも立派な選択です。
中途半端に両立しようとすると、どちらもうまくいかなくなることがあります。
恋人がいるなら、率直に話し合うことが大切です。
お互いの目標やタイミングを理解し合える関係を築ければ、結婚後もきっと長続きします。
「恋人がいない」理学療法士はどうすれば?
理学療法士は職場内の出会いが限られがち。
とはいえ、今は婚活アプリやマッチングサービス、パーティーなど、出会いの手段はいくらでもあります。
「出会いがない」は、ただ“行動していないだけ”のことも。
数を打つことで、自分に合う人に出会える確率が上がります。
理学療法士は国家資格で安定した職種。
他業種の人から見れば「真面目で誠実」という印象を持たれやすく、実は人気職種のひとつです。
患者とのコミュニケーション力も高く、婚活では大きな武器になります。
まずは一歩踏み出して、「出会う環境」を作っていきましょう。
結婚は“幸せになるための手段”
いまは結婚しない人も増えています。
離婚率も上がり、「結婚=幸せ」とは限らない時代です。
でも、「好きな人と支え合いながら生きていく」ことの価値は変わりません。
大切なのは、結婚を目的にしないこと。
結婚はゴールではなく、“幸せになるための手段”です。
仕事も人生も、自分にとって心地よいバランスを見つけることが、理学療法士としても一人の人としても成功の鍵になります。
まとめ
理学療法士として働きながら結婚を考えるとき、お金・時間・将来・恋愛など、悩みは尽きません。
しかし、どの問題も「知る」「話す」「行動する」で必ず解決の糸口が見えてきます。
理学療法士という安定した職業を活かして、自分らしい働き方と幸せな家庭の両立を目指していきましょう。