どうも、かずぼーです。
理学療法士が働きやすい職場って、どんな特徴があるのか?
この記事では、理学療法士の働きやすい職場の特徴を解説します。
ちなみに、僕は理学療法士12年目になりますが、これまで3回の転職、4つの職場を経験してきました。
僕自身、新卒時代は回復期のかなり厳しい病院に勤めていたので、逃げるように転職したのを覚えています。
今は家の近くのクリニックに3年ほど勤めていますが、今が一番働きやすいです。
給料は今までで一番よく、仕事の負担もまったく感じません(今までが大変だったのもあるかも)。
「毎日仕事へ行くのが嫌だ」なんて思わなくもなりました。夜もスヤスヤ寝ています。(笑)
「人間関係」の良い職場はストレスがない
僕は、職場を選ぶ一番のポイントは「人間関係」と考えています。
なぜなら、働きやすさや自分の成長には、周りにいる人たちの影響がとても大きいからです。
例えば、何かミスをした場合、怒り散らかしてくる上司や先輩がいる職場よりかは、ミスにも寛容でフォローしてくれる人たちがいる職場のほうが居心地がいいですよね。
「次はミスをしないように」と思っても、「何回も同じこと言わすな!」と怒られると、相談もできないですよね。
「いいよ、何回でも聞いてね!一回で覚えるのは無理だから」と優しく指導してくれるほうが、ミスも減るし、相談しやすいため自分自身の成長にもつながりますよね。
患者の症状について相談するときも、わからないことをそのまま聞けるほうが、いちいち考えをまとめてから話すよりも気軽に相談ができます。
多く質問できる環境のほうが、自分以外の考えを吸収できるので成長にもつながります。
また、頑張りを認めてくれる職場では、チームのリーダーに抜擢されたり、主任や科長へ昇格すると手当がついて給料にも反映されます。
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「時間に余裕」があれば、心にも余裕がある
時間に余裕があるのも働きやすい職場の条件です。
なぜなら、仕事の負担が少なく、身体的・精神的なストレスが緩和されるからです。
リハビリ以外の空き時間が1時間でもあれば、月末や退院時の書類作成、係や委員会の仕事の整理ができます。
もっと時間に余裕があるなら、同僚とコミュニケーションをとる余裕も生まれます。
ただお喋りをして同僚との仲を深めれば、シンプルに仕事が楽しくなります。あるいは、患者の症状について同僚と議論を交わす時間にも充てられます。
同僚に気軽に相談するには、普段からコミュニケーションをよく取っている間柄であることや時間にゆとりがあるからできることです。
経験値の高い先輩や上司からのアドバイスはタメになるもので、自分が気づかなかった視点にも気づくことができて成長にも繋がります。
ちなみに、僕の場合は、1~4年目までの職場では1日18単位以上というノルマがあったので、毎日キツキツのスケジュールで動いていました。
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一方転職したことで、そのようなノルマはなくなり、2時間くらい空きが生まれることもあります。
そんなときは書類作成の時間にあてますし、参考書を読んで勉強したりもしています。空き時間を有効活用できます!
「休み」が取りやすいとプライベートが充実する
僕が回復期に勤めていた頃は、7連休を取って、アメリカに旅行へ行ったこともありました。同僚は2週間休んだこともありましたね。
回復期では代診性を取り入れている病院が多いので、そのような長期休暇が取りやすいのです。
病院によっては「4連休以上とったことがないよ。」という人もいるでしょう。
それだと、旅行が好きな人には物足りなくないですか?
社会人になって、それなりにお金に余裕ができたのに、休みが取れないようでは、本末転倒です。
また急な休みに対して寛容な職場がいいですね。
お母さんですと、どうしても子供が急に熱を出したということがしょっちゅうありますよね。
「いいよ、患者さんの割り振りは大丈夫だから、ゆっくり休んで」と言ってくれれば、どれだけ安心か。
長期休暇を取っても何も言われない、急な休みになっても嫌な目で見られない職場は、居心地が良いものです。
「福利厚生」は働きやすい職場の条件
福利厚生が充実しているかも、働きやすい職場の条件です。
僕が1~4年目まで勤めいた職場には、年に1回「慰安旅行」がありました。
慰安旅行は公休や有給休暇とは別に、職員で休みをとって旅行に行くというものです。
新卒時代の職場は基本的には厳しく、できれば転職したいと思っていたくらいでしたが、こういった慰安旅行があったり、何だかんだで同僚と仲が良かったので4年は勤められました。
慰安旅行を通して、同僚と仲良くなりますし、いつもは緊張してしまう先輩や上司とも打ち解け合えるので、こういったプライベートの付き合いがあるのはいい機会でした。
職場によっては、勉強会費用やPT協会費を負担してくれるところもあります。そうすると経済的にも優しく、勉強にも身が入るのでいいですよね。
僕の今の職場も、協会費を職場が負担してくれているのと、協会に入っていることで月給が5000円がプラスされるので、より勉強意欲が高まります。
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理学療法士が働きやすい職場を探すには?
あなたの職場は、働きやすいでしょうか?
給料が低い、将来性がない、残業が多く多忙、有給が使えない、嫌な同僚や上司がいる・・・
そんな職場では、長くは勤められないでしょう。
「理学療法士の就職先は少なくなってきている」とは言われていますが、まだまだ職場を選べます。
本当に就職が難しくなる前に、早めに行動しておくのが良いでしょう。
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まずは、あなたが職場に求める条件を決めましょう。
例えば、年収400万円以上で休みは年間110日以上、、、など。
残業がなく、有給休暇を取りやすい、、、など。
個人的には、「勉強できる環境や有名な先生がいるから」で選んではいけません。
いざ働いてみると、思いのほか上司や先輩が厳しかったり、残業が多かったり、休みが取りづらいなんてこともあります。
Googleであなたの地域で良さそうな職場をピックアップしてみてください。
例えば、「目黒区(あなたの地域) リハビリ」などで検索してみてください。
あとは、気になる病院の「職員募集」などの欄を確認して、条件が良ければお問い合わせしてみてください。
より多くの職場を効率的に探すには、転職サイトを利用するのがおすすめです。
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