理学療法士として働きあなたも、人間関係で悩むことはあると思います。
例えば、
「先輩が厳しい」
「上司がなかなか帰らせてくれなくて残業が多い」
など。
職場には少なからず。合わない人がいるんですよね。
僕も1年目のときは、看護師さんからいじめられたり、厳しい先輩にバンバンに指導されて、心身ともに病んでた時期もありました。
そんな僕も理学療法士10年目になって、ある程度先輩や上司との付き合い方がわかってきました。
ここでは、どうやって「面倒な先輩や上司と関わっていけば良いのか」についてお伝えします。
【理学療法士の職場】合わない先輩や上司がいるのは普通
経験年数の少ない社会ですと、先輩から指導してもらうのが普通だと思うかもしれませんが、そもそも指導してくれる先輩や上司とウマが合うかはわからないですよね。
優しく指導してくれる先輩もいれば、恩師とも呼べる上司に出会えることもあります。
逆に、ハズレとも言えるような先輩や上司だっているわけです。
あなたは会社を選んで就職したかもしれませんが、会社の先輩や上司は選べないのが現状です。
真面目に指導してくれない先輩や上司に対して、「ちゃんと話を聞いてくれないなんて酷い」と文句ばかり言う人もいますが、他人を変えるのは難しいです。
自分を変えましょう。
そうでなければ、どこに行っても合わない人はいます。
権威性を持つと人は偉そうになるし、下の人に傲慢になる。これがヒエラルキーであり、ある種の法則でもあります。
もちろん、そうじゃない先輩や上司もいますよ。
でも、この記事を読んでいるということは、少なからず合わない先輩や上司に苦しめられているということだと思います。
合わない先輩や上司と上手くやる方法
どうすれば、合わない先輩や上司とも上手くやっていけるのか?
方法は3つあります。
- 仲良くなる
- レベル上げる
- 他の人に指導してもらう
対策①.仲良くなる
相談に行っても「仕事以外の時間は相談に来ないで」と冷たくあしらう先輩もいますよね。
「仕事のことなのに...」や「指導者なんだから、ちゃんと教えてよ」
そう思うかもしれませんが、業務時間外を先輩がどう過ごそうが先輩の自由です。そのことをちゃんと理解しておかないといけません。
業務時間外に先輩が学んできたこと学びたいのならお金を支払うか、仲良くなるかのどちらかです。
お金を払うのは現実的ではないので、おすすめなのは先輩と仲良くなることです。
仲良くなれば、業務時間外だってプライベートの話をしつつ、最近悩んでいることとして仕事の話を聞いてくれるかもしれません。
結局のところ、可愛がられれば先輩は何でも教えてくれるんです。
対策②.自分のレベルを上げる
あなたと先輩との間に知識や技術、考察力に差があるから相手にされてないわけです。
あなた自身が勉強して、先輩や上司と対等、いやそれ以上の知識や技術を身に着ければ話を聞いてもらいやすくなります。
「知識がない」というのは、正直舐められやすいし、下に見られやすいのです。
下に見られると、先輩や上司の都合で簡単に「相談は後にして!」と言えてしまうのです。
だから、自分のレベルを上げましょう。
指導者なら後輩のミスのせいで自分が上司から怒られたりすることもあります。だから、指導が厳しくなることもあります。
そういった先輩の事情と踏まえて、あなた自身はできる限りレベルアップをしましょう。
対策③.他の人に指導してもらう
指導の役目を与えられているのに、真面目に業務を遂行しようとしない先輩もいます。
「指導しても別に給料が上がるわけでもないし」「それならちょっと手を抜こう」と考えるのも分からなくはないですが、後輩からすると迷惑ですよね。
その人だけに頼らないことです。
指導者を選ぶことはできませんので、積極的に他の信頼できる先輩に声をかけてみましょう。
ガッツリ他の人にアドバイスを貰っていると、指導者が文句を言ってくる可能性もあるので、あくまでも意見をもらうといったスタンスが良いです。
どうしても無理なら転職すれば良い
会社の人間関係はガチャと同じです。
「今の先輩や上司に指導されたい」考えそうて入職した人はどれくらいいるのでしょうか?
おそらくほとんどいませんよね。
僕は転職を3回、4つの職場を経験してきました。
結論、その環境、その先輩でないといけないことはありません。
会社を選ぶときは、会社の規模や給料、勉強できるかなど。人間関係以外の部分が大半を占めるでしょうが、辞める時は大抵人間関係です。
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転職時の建前では「給料が・・・」や「他にやりたいことが・・・」などと綺麗なことを言いますが、正直良い先輩や上司がそばにいれば辞めたくないでしょう。むしろ、そういう職場は貴重です。
もし転職を考えているなら、できるだけ多くの情報を得ましょう。
- どうな人が働いていて、どんな雰囲気なのか?
- 指導はちゃんとしてくれるのか?
- 上司はどんな人か?
上司のカラーが職場のカラーと言っても良いくらいです。
たまに臨床をほとんど見ていない上司もいますので注意してください。
そういった職場は、主任などのリーダーがいるので、必ず現場の責任者の人間性を見るようにしてください。
自分一人で職場の情報を集めるのは大変ですよね。
僕がおすすめしている転職サイトでは、無料で職場内部の情報も詳しく教えてくれます。
- 給料
- 休日日数
- 残業はない方が良い
- 福利厚生の詳細
など。
あなたの希望に沿った求人を紹介してくれるので、一人で探すよりも断然効率が良いです。
希望すれば面接対策、履歴書の添削もしてくれるので、内定を貰える確率は高くなります。
今の職場は合わないと思う人は、まずは気軽に相談してみてください。