このブログでは、リハビリ職(理学療法士、作業療法士、言語聴覚士)の働き方をサポートするためのブログです。
当ブログのタイトルは「かずぼーの働き方なび」
僕自身(かずぼー)が、働き方に悩んだ経験から、同じように悩む人が自分に合った「働き方を導く(ナビゲート)」という意味を込めています。
当ブログが目指す世界
このブログのコンセプトを簡単に言うと、
みんな働きやすい環境で働こう!
です。
ものすごくザックリとしていますが。。。
みんなが働きやすい環境で働いたほうが幸せじゃない?
働く人が幸せなほうが、患者・利用者にも有益なんじゃない?
僕はそう思うのです。
反対意見としては、
「嫌なことから逃げるなんて社会人として失格だ」
「これくらいのことで転職する人はどこに行っても一緒だ」
なんて言う人もいますが、僕はそうは思いません。
実際に、僕は転職したことで年収を50万円アップし、人間関係も良くなり、楽しく働くことができています。
一つの環境で、頑張り続けることがすべて正しいとは言えないのです。
反対意見を言う彼らに気を使い、自分を押し殺して我慢しながら働き続ける人を僕の周りでもたくさん見てきました。
「仕事行きたくないなぁ」
「仕事楽しくないなぁ」
と思いながら仕事をしているほうが、どう考えても生産性は低くなりますよね。患者のためにも良い思考とは思えませんよね。
ただがむしゃらに頑張ることよりも、自分の力が最大限発揮できる環境で仕事をするほうが遥かに大事なのです。
僕らには、自分の仕事は自分で選択する権利(職業選択の自由)があるのです。
職業選択の自由は、日本国憲法では22条1項で定められている。
何人も、公共の福祉に反しない限り、居住、移転及び職業選択の自由を有する。
引用)Wikipedia
つまり、「この仕事は合わない」「他の環境に移りたい」と思った時に、どの道を選ぶかはあなたに権利があるということです。
自分に合った働き方、目指したい生き方を実現することが、当ブログのコンセプトです。
僕は3回転職をしている
僕も転職を重ねて理想的な働き方ができるようになり、毎日楽しく働くことができるようになりました。
とはいえ、理学療法士になって9年。
仕事が嫌で嫌で、理学療法士自体も辞めたくなったこともありました。
最初の職場は残業が多く、いじめまがいな行為を受けたこともありました。
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【いじめ経験談】コミュ障の新人理学療法士が職場でいじめられたときの対策
理学療法士のかずぼーです。 僕の新人時代は、他の同期と比べてもあまり出来の良いほうではありませんでした。実習時代も、バイザーに手取り足取り教えてもらって何とかクリアしてきたレベル。 その ...
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このままここでは一生働くことはできない。
そう思っていても、なかなか行動に移すことはできませんでした。
それは同期がいたからです。
どれだけ仕事がきつくても、励まし合える仲間がいるというのはとても大きいことです。
仕事終わりに同期と食事に行ったり、温泉に行ったり、そこで仕事の鬱憤を晴らすことができたのが大っきかったです。
ところが、僕と仲の良かった同期が退職することを聞いて、「こいつが辞めるんなら俺も辞めよう」
そう考えたのです。
僕は4年目の終わりに転職したのです。
転職したことで、これまで辛かったことが一気になくなりました。
新しい環境で働くことへの不安はありましたが、今まで厳しかった環境にいたので、転職したことでむしろ働くのが感じるくらいでした。
今までは、目の前の仕事を一生懸命こなして、努力すれば楽になると考えていました。
僕は自分が行動すれば、楽しく働くことができることを転職したことで気づくことができました。
一度転職すると、転職癖がついてしまうのですが、自分に合わないと思えば、特別頑張らなくても良いと考えています。
僕は最短で2ヶ月で辞めたこともありますが、1年が経っても同じ職場で楽しく働けています。
僕の今の職場は、給料も人間関係も、残業もなく、理想的な働き方だと思っています。
自分の人生を最適化するために仕事をしているというスタンスですので、もちろんいつまで続くかはわかりませんが、転職を重ねたことで自分に合った働き方を見つけることができました。
転職してさらに4年。
回復期リハビリテーション病院に8年間勤めた僕は、何か自分でも頭打ちを感じていました。
それは、給料面にしても、理学療法士としてのキャリアにも不安がありました。
そこで思い切ってまた転職。
病院勤務時代から、やってみたかった訪問看護師テーションへ転職。
それでも何か違うと思い、2ヶ月で退職。
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【転職失敗談】理学療法士の僕が転職して2ヶ月で辞めてしまった4つの原因
理学療法士の僕はこれまでに転職を3回、4つの職場を経験してきました。 その中でも、最短で辞めてしまった期間が2ヶ月。これは僕が唯一転職に失敗したときの話です。 僕の場合、次 ...
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自分に合う働き方を模索した半年
自分に合う環境ってどんななのだろう?
やりたいことって一体何なんだろう?
こんなことを思い始めて、僕は半年くらいはまともに働いていませんでした。
軽い鬱状態に陥っていたのです。
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働きやすい環境を探し求めた結果!好条件で家から徒歩8分の職場に転職しました【理学療法士の転職】
僕のこの半年間の動きと現状を踏まえてお伝えします。 昨年末に8年間勤めた回復期リハビリテーション病院(2つの病院)を退職。 そこから半年ほど自分の働き方を模索していました。 ...
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自分と向き合い、思い切って「職場の雰囲気」を重視して選ぶことを決めました。
人間関係を重視したのです。
人重視で選ぶのはかなり怖いですよ。
なぜなら、どんな仕事内容なのかや給料は二の次にするということになります。
それでも、何をやるかではなく、どんな人と働きたいか、直観で選ぶことにしました。僕にとって「どんな人と働くか」は大きな意味があったのです。
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【転職成功談】理学療法士の僕が転職して給料・時間・人間関係が改善された話
理学療法士のかずぼーです。 僕は、9年のキャリアの中で転職を3回しています。 転職した理由は、「給料を上げたい」「時間が欲しい」「人間関係の良い職場に移りたい」など、さまざまでした。 現 ...
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人間関係の良い環境は、仕事へのモチベーションが7倍になる
僕は、人間関係を重視して職場を選んだことで、理想の働き方を実現することができました。
毎日の仕事のストレスはなく、むしろ楽しく仕事をすることができています。
実際に、「職場に最高の友人がいる人」仕事へのモチベーションが7倍になり、生産性も上がった。と報告されています。
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理学・作業療法士は"人間関係"で職場を選んだほうが良い理由
理学療法士が就職先を決める時、何を基準に決めれば良いか悩みますよね。 「給料が高い職場が良い?」 「それとも勉強できる病院が良い?」 「やりたいことができる職場を選ぶべき?」 &nbs ...
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皆んなが自分に合った環境で働くことができれば、療法士としての力を最大限に発揮できると考えています。
自分の強みを活かすことができれば、仕事へのモチベーションも上がるでしょうし、仕事も上手くいくはずです。
上司から認められれば給料にも反映される可能性だって十分にあります。
仕事を嫌々している人と、仕事を楽しんでいる人、どちらが患者に貢献できると思いますか?
後者の仕事を楽しんでいる人ですよね。
仕事をすることは素晴らしい
転職を3回経験した僕は、現在4つ目の職場の整形外科クリニックに勤務してします。外来で来られる患者を日々診療しています。
最初は、外来リハビリなんて自分の中では選択肢としてありませんでした。
なぜなら、僕はずっと病院で勤務してきており、歩けない患者、認知症の患者、3単位みっちりリハビリを提供するのが理学療法だと思っていたので、外来リハビリの1単位だけリハビリをすることにこれまでの経験と大きくギャップがあったのです。
でも、働き出してみると外来リハはそれはそれでやりがいのある仕事だと気づいたのです。
仕事を選ぶ基準を、「何をやりたいか」から「どんな人と働くか」に変えたことで、自分でも気づいていなかった世界を見ることができたのです。
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理学療法士が整形外科クリニックに転職して2ヶ月。クリニックで働くための大事な考え方
理学療法士の9年目のかずぼーです。 僕は転職を3回軽減しているのですが、8年回復期リハビリテーション病院に勤め、その後に訪問リハを経験、現在は整形外科クリニックに転職して2ヶ月とちょっと ...
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理学療法士は決して給料の良い仕事ではありません【年収と幸福度の相関性】
理学療法士は決して給料の良い仕事ではありません。
お金が欲しくて仕事を選ぶのなら、他の職業に就いたほうが良いでしょう。
ただし、年収と幸福度の相関関係を見てみると、年収は概ね800万円ほどで幸福度は頭打ちになると言われています。
言い換えれば、800万円を目指すことは、幸福度を高める可能性があるということです。
普通に考えて、年収800万円もあれば、お金には困りません。ここくらいまで来て、やっとお金の心配はなくなり、そこからが本当にやりがいを見出す時期なのではないでしょうか?
幸福度を高めたいのなら、理学療法士も給料の高い職場で働くほうが良いと僕は考えています。
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理学療法士が"給料の高い職場"で働くには?具体的な方法を解説
理学療法士のかずぼーです。 理学療法士も働く上で、給料のことは結構気になりますよね? このまま理学療法士として普通に働いていて、給料って増えるの?ってこともしかり。 家庭を ...
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特に単価の高い訪問看護ステーションでは転職してすぐでも年収500万円にはなるでしょう。
さらに、実績を作り出世したり、副業でセミナーや僕のようにブログを書くなどで、理学療法士でも頑張れば、600万円くらいまでは年収を増やすことは可能です。
自分が幸せになるから、他人を幸せにできる
理学療法士はとてもやりがいの感じやすい仕事です。
理学療法士が関わったことで、今まで動けなかった患者、痛みがとれなかった患者が、楽に動けるようになり、
「先生のおかげです」
こう言われたときには、お金では買えない何とも言えない嬉しさがあります。
理学療法士は自己犠牲で、仕事優先、患者優先、会社優先となりやすい人が多いと感じています。
それは素晴らしいことなのですが、僕は幸せでない人が、本当の幸せを提供することはできないと思っています。
偽りは必ずどこかでしわ寄せがきます。
自分が満足できておらず、後輩にきつくなったり、学生に無茶苦茶な指導をしている人もいます。
それは、自分が満たされていないからです。
自分の仕事に満足しており、誇りを持っているのなら、他人にも優しくできるはずです。
僕は自分自身が幸せになるから、他人を本当に幸せにできると思っています。
ここまで読んでいただいたあんたにも、是非幸せになってほしいと僕は思っています。
今のあなたは幸せですか?
今の働き方に満足していますか?
当ブログがあなたの働き方、そして生き方をサポートするきっかけになれば幸いです。