理学療法士や作業療法士って、勤続年数が増しても給料が増えるわけでもないし、相反するように責任と負担が増えてきますよね。
「忙しすぎる・・・なのに給料が上がらない。」
「もっと良い職場もあるんじゃないか。」
現職が甘すぎて、このままではいけないと思って、スキルアップ目指して転職する人もいます。
転職する理由は人それぞれですが、これから説明する転職しようと思う4つの理由を読んでみて、当てはまる人はすでに転職の時期は近いかもしれませんね。
仕事が忙しすぎる。休みが少ない
残業が多いし、休みも少ない。
これは理学療法士や作業療法士だけでなく、どの仕事も20代前半の人が転職したいと思う理由のようです。
僕も1年目の頃、残業が多すぎて辞めた一人です。
-
病院勤務時代の”残業の多さ”に疲れて転職した理学療法士の話
理学療法士が転職する理由の中で、上位に入ってくるものとして「残業の多さ」が挙げられます。 あなたも仕事をしていて、こんな悩みはありませんか? 「残業が多くて、疲れたとれない・・・」 「帰 ...
続きを見る
他の一般企業では、仕事が辛くても転職するのは難しく、転職するにはかなりの勇気はいるでしょうが、理学療法士や作業療法士の資格を持った僕たちは結構簡単に転職できたりします。
そこが資格を持っていることの強みでしょう。
そりゃあ、死ぬほど勉強したし、死ぬほど辛い実習も越えてきたのですから、なにか特典くらいないとね。
給料が少ない。もしくは昇給が少ない
これは中堅になりかけの20代中盤に差し掛かった人に多い転職理由です。
新入社員の頃に、職場の雰囲気が良さそうだから入職した。または、ここの病院(施設)は勉強熱心だと聞いて入職したという人もいるでしょう。
では、給料のほうはどうですか?
頑張ってきたけど、給料は上がりましたか?
中堅に差し掛かってくると、みんなここに疑問を持ち出すんですよね。
病院や施設、事業所によって給料形態はほんと色々で、転職してみるとこんな給料良いんだって思うこともあります。
給料が安いとモチベーションを保つのが難しくなりますよね。
給料に関しては、地域や職場、職域によってかなり差があるのも事実です。
理学療法士が給料の高い職場を探す方法▼
-
理学療法士が"給料の高い職場"で働くには?具体的な方法を解説
理学療法士のかずぼーです。 理学療法士も働く上で、給料のことは結構気になりますよね? このまま理学療法士として普通に働いていて、給料って増えるの?ってこともしかり。 家庭を ...
続きを見る
人間関係が良くない。合わない人がいる
これも現職を辞めたくなる理由ですよね。
とはいえ、どこで働いても嫌な人は一定数いるんですけど、その代り良い人も一定数いるんですよ。
嫌なことがあっても、フォローしてくれる先輩がいれば気持ちは楽になります。
嫌な人が居て、嫌なこと言われても、先輩がそれに気づきもせず、そういった空気感が当たり前になっている職場はきっと長くはいられないでしょう。
もしくは、あなたもそのような先輩になっていくか、何を言われても仏のようになるほかないでしょうね。
人間関係に悩む理学・作業療法士の対策▼
-
人間関係に悩む理学・作業療法士へ!職場の人間関係で悩んだときの対策
理学療法士9年目になるかずぼーです。 社会人として働いていると、悩みは尽きないですよね。 仕事の悩みのほとんどが、実は人間関係だってあなたはご存知でしょうか? 実際、人間関 ...
続きを見る
スキルアップのために。他の職場を見てみたい
ネガティブな転職理由だけでなく、スキルアップを目指して転職する人も多いです。
例えば、今まで回復期のリハビリに従事していたけど、「退院してからの患者さんの様子が気になる。だから訪問リハビリで在宅生活を見てみたい!」という人もいます。
もしくは、心臓リハに興味があって資格を取ったから急性期の本格的な心臓リハを経験してみたいなど。
理学療法士や作業療法士ってほんとに活躍の場は沢山あります。
今の職場では、専門化として足踏みをしてしまうのではないかと不安に思う人は、スキルアップで転職してみるのは大いにありだと思います。
僕が転職して変わったこと。【メリット・デメリット】
以前の職場で一番不満だったのが、昇給がないわりに経験年数が増えると仕事量や責任が増えてきたことです。
正直な話、「負担は増えても給料変わらんやん。」って思うようになるわけです。
4年目になると、回診でドクターに着いて病棟を回るのですが、少しでもドクターとリハビリの意向が違えばこっぴどく怒られました。
おかげでこの頃は痛々しいほど肌荒れが酷かっですよ。ほんと・・・
メリット
転職して、今の職場では仕事内容や人間関係はノンストレスです。
もちろん高圧的な職員はいません。(おつボネさん的看護師はいますが、こちらの経験値も増えてますので適当に回避はできています。)
おかげでここ数年は肌の調子がとても良いです。
どうやら肌の調子はストレスのバロメーターみたいですね。
デメリット
デメリットといえば、前の職場に比べて給料が少なくなったってことですかね・・・。
以前の職場は、年収450万円(理学療法士の平均年収390万円)。
割と高めだったので、以前の職場のメリットが今の職場のデメリットになってしまった。
ここら辺はちょっと失敗したかなって感じはしてます。
効率良く、希望条件に合った転職をするには?
次の職場を決めずに現職に退職願を出すのは、かなり危険です。また自分に合わない職場を選んでしまうかもしれません。
かと言っても、早く退職願を出して解放されたいですよね。
転職するのは、かなり面倒なことと思うかもしれませんが、おすすめの方法は転職支援サイトを活用することです。
エージェントと呼ばれる代理人にあなたが理想とする職場を探してもらうのです。
サイトへの登録は1分以内に終わる簡単なもので、登録料は一切かかりません。
つまり、無料であなたの理想の職場を探してくれるとっても便利なサイトです。
大阪在住の僕は、マイナビコメディカルとメドフィットの2つのサイトに登録していました。
サイト登録後は、エージェントに希望条件を伝えれば、条件に合った職場をメール(または電話)で教えてくれます。
あとは、働きながら好条件の職場が見つかれば病院見学や面接の段取りをしていきます。
転職サイトに登録すると、エージェントが就職までのスケジュール管理(見学や面接の日取りなど)、履歴書や面接時のアドバイスなどもしてくれますので心強いですね。
これが無料ですので、もはや使わない手はないです。
転職するなら転職サイトを使ったほうが良い理由▼
-
【体験談】理学療法士(PT)で転職に不安がある人は転職エージェントを活用したほうが良い
理学療法士のかずぼーです。 転職する時は、どのようにして求人を探していますか? ネットで求人を探したり、ハローワークに行ってみたり、知り合いに良い職場を聞いてみたり、色々探す方法はありま ...
続きを見る