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訪問リハビリの仕事内容とは?
訪問リハビリは、利用者さんのご自宅へ行き、生活に必要な動作の改善や維持を目的としてリハビリを行います。
病院と違うのは、「歩けるようになる」だけではなく、「家で生活できるようにする」ことが大きな目的になることです。
具体的には次のような内容があります。
身体機能へのアプローチ
- 筋力トレーニング
- 関節可動域訓練
- バランス練習
- 歩行練習
- 起き上がり・立ち上がり練習
- 階段練習
生活に関わる支援
- 家屋環境の確認
- 福祉用具の提案
- 転倒予防指導
- 家族指導
- 自主トレーニング指導
多職種連携
- ケアマネジャーへの報告
- 医師との連携
- 看護師との情報共有
- 担当者会議への参加
病院より「人とのつながり」が多い印象があります。
訪問リハビリの1日の流れ
訪問件数は事業所によって違いますが、私の場合はこんな流れでした。
8:30 出勤・情報確認
- 利用者さんの状態確認
- スケジュール確認
- 必要書類の準備
直行できる事業所もあります。
事務所から自転車や車で向かう場合もあります。
9:00〜12:00 午前の訪問(約3件)
1件40分がほとんどです。
例えばこんな流れです。
- 9:00〜9:40
- 10:20〜11:00
- 11:30〜12:10
移動時間は20〜30分程度が多かったです。
移動中は、次の利用者さんの情報確認やリハビリ内容の整理、家族への説明内容を考えることもありました。
12:00〜13:00 昼休憩
事務所へ戻ることもあれば、車内や近くのお店で休憩することもあります。
病院と比べると比較的自由なこともあります。
13:00〜17:00 午後の訪問(3〜4件)
午後は3〜4件程度です。
1日のMAXは7件くらいですが、実際は5〜6件程度が多いと思います。
17:00〜17:30 書類・情報共有
- 実績入力
- 報告書
- 計画書
- 情報共有
月末になると少し忙しくなります。
空き時間は何をする?
訪問は意外と空き時間があります。
空き時間には以下の業務を行います。
- 計画書作成
- 報告書作成
- 実績入力
- 情報共有
ただ、これは事業所によってかなり違います。
特に立ち上げ期の小規模事業所では、リハビリ以外の仕事もあります。
- マニュアル作成
- SNS投稿
- ケアマネジャーへの挨拶回り
- 集客方法を考える
- 求人案を考える
最初は「理学療法士ってこんなこともするの?」と思いました。
でも今思うと、それも訪問の面白さだったと思います。
病院では経験しにくい、経営目線を学べることもあります。
担当者会議や関係づくりも大切
訪問リハビリは、一人で完結する仕事ではありません。
関わる人はたくさんいます。
- ケアマネジャー
- 医師
- 看護師
- ヘルパー
- 福祉用具スタッフ
- ご家族
担当者会議へ参加することもあります。
働いていて感じたのは、知識だけではなく「関係づくり」が本当に大切だということです。
利用者さんの小さな変化を共有したり、丁寧な報告をしたり。
そういう積み重ねが信頼につながっていきます。
訪問リハビリの給料はどれくらい?
給料は地域や事業所によってかなり差があります。
一般スタッフ
- 月給25〜35万円程度
インセンティブありの場合
月100件以上を超えると、件数手当やインセンティブがつく事業所もあります。
月100〜130件程度が一つの目安になることが多い印象です。
管理者・マネージャー
管理職になると給料は上がりやすいです。
- 経営
- 集客
- 求人
- スタッフ管理
などを考える必要があり、責任も大きくなります。
訪問リハビリに向いている人
- 人と話すのが好き
- 自分で考えるのが好き
- 病院以外も見てみたい
- 生活を見ることが好き
- 行動できる人
訪問リハビリはバタバタする日もある
正直、バタバタする日もあります。
- 道が混む
- 訪問が長引く
- 担当者会議が入る
- 書類が重なる
でも働いていて感じるのは、「一つ一つの行動を丁寧にすること」です。
利用者さんへの言葉、ケアマネさんへの報告、書類の内容。
急ぐことよりも、丁寧さの積み重ねの方が信頼につながっていきます。
まとめ
最初は不安も多いと思います。
一人で訪問することや急変対応、人間関係など心配なこともあります。
でも慣れてくると、利用者さんの生活が見えてきます。
病院では見えなかったことが見えるようになります。
「病院以外の働き方も見てみたい」
そんな理学療法士さんには、訪問リハビリという選択肢も十分ありだと思います。