どうもかずぼーです。
僕は13年目の理学療法士で4つの職場を経験してきました。
そんな僕が理学療法士の仕事は忙しいのか?実際の経験をもとに理学療法士の仕事(の忙しさ)をお伝えします。
理学療法士の仕事は忙しい?
理学療法士の主な仕事(患者を診ること)
まず理学療法士の業務時間ですが、9時から17時までがほとんんどです。一般的な会社員と同じですね。
理学療法士は1単位20分を一区切りに患者さんを診ていきます。
1日の取得単位数は職場にもよりますが、1日15〜18単位くらいが多いです。
回復期の病院ですと、一人の患者さんに3〜6単位くらいリハビリをすることがあります。外来リハビリですと一人の患者に1単位が多いです。
理学療法士のその他の仕事
患者診療以外の業務量は職場によって大きく異なります。
主には、
- カルテ
- 係、委員会
- 会議、カンファ
- 勉強会、休日勉強会
- 新人、実習生指導
などがあります。
サービス残業が当たり前の職場もあってややブラックです。
残業の少ない職場の特徴ですが、
- 仕事内容がシンプル
- 人数が少ない(規模が小さい)
- 残業できる空気ではない
- 臨床に熱心すぎる人がいない
です。
残業が少ない職場の特徴はこちら▼で詳しく解説しています。
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理学療法士が残業せずに帰るメリット!残業が少ない職場の4つ特徴も教える
僕は10年理学療法士をしていますが、残業は絶対にしたくないと考えています。 僕はもう1年以上は全く残業をしていません。 今の職場に転職して、最初の頃は仕事に慣れていなかったので、17時時 ...
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理学療法士は休みが取りづらい?
理学療法士だって有給を使ったり、連休を取って旅行へも行きたいですよね。休日でリフレッシュできれば体力的にも精神的にもかなり回復します。
休みの取りやすい職域は回復期の病院です。
回復期の病院はスタッフの人数が多いので休みのフォローがしやすいのです。
また患者は担当制なので、フォロー体制がしっかりしていると連休も取りやすいです。僕が2つ目に勤めた回復期の病院では8連休くらいしてアメリカ旅行にも行けました。
理学療法士に忙しい時期はあるのか?
理学療法士は月末・月初に総合実施計画書や報告書などの月末書類があります。
これらは患者さんやケアマネジャーに宛てる報告書ですのえ必ず必要です。
特に訪問リハビリなどの介護保険領域ではこの月末書類が多いです。
書類関係で仕事量が少ないのは回復期の病院です。担当患者が少ないので数人の患者の書類を作成するだけで済みます。退院時にはリハサマリーや退院指導などの書類が必要になります。
ただし入院患者を担当する日や家屋調査へ来訪した日にはバタバタと忙しくなるときがあります。
外来リハビリは担当患者数が多いので、一見書類関係も多くなりそうかと思いきやそんなに忙しくはありません。
必要なのは主に総合実施計画書のみなので、毎月同じようなテンプレの書類を用意しています。もちろん変わった箇所は変更しています。
理学療法士は職域や職場によって忙しさが異なります。
理学療法士の仕事が忙しいときの対策
忙しくなる要因としては主に書類関係です。
ですので、慣れてくれば月半ばから予め書類をこまめに準備しておくことで月末の負担を減らすことができます。月末なれば微調整を加えればほとんど残業せずに業務を終えることができます。
忙しすぎて辛い場合は転職も考えておきましょう
業務量が多すぎて辛すぎる場合は職場を変えることも考える必要があります。
ある職場では、
- 21時に職場を出るのが当たり前
- 17時には職場を出るのが当たり前
これくらいの違いがあります。ちなみにこの2つの職場は僕が実際に働いていた職場です。
新人〜4年目まで勤めていた職場は仕事量が多すぎて結局4年で辞めてしまいました。
その後に3つ職場を経験してきましたがどの職場もほとんど定時には帰れていました。今思えば21時なんて寝る直前の時間です。
特に4つ目の外来リハビリは17時には職場を出ていました。家も近かったので17時10分くらいには家についてゆっくりしていました。
同じ理学療法士でも仕事の忙しさはまったく違います。
しかも17時に帰っていた職場の給料が1番高いというのも良かったです。
早く帰れて給料も高い。そういう職場は探せば必ず見つかります。
理学療法士の仕事が忙しすぎて辞めたくなっている人は転職も考えてみましょう。