理学療法士のかずぼーです。
この仕事をしてると、他職種や上司、先輩から怒られたり、患者のリハ拒否があったり、思い通りのリハビリを提供できずに、
「理学療法士の仕事は大変だなぁ」
と思うときもあるでしょう。
「もっと努力しなきゃ」と、
前向きに進んでいけるなら問題ないですが、時に「辛いな」「辞めたいな」と思う人もいると思います。
そのように嫌々働き続けていると自分自身が滅入ってしまいます。
それだけでなく、自分の周りの家族や友人も、その嫌な気持ちが伝染してしまい、関係性を悪くしてしまう恐れがあるのです。
【理学療法士の働き方】嫌々仕事をしてると自分も周りも不幸になる
嫌々働いていると、周りの人も不幸になります。
自分だけ我慢すれば良いと考えていても、ストレスが溜まって周りに不満をぶつけてしまい、関係性が崩れてしまう原因にもなります。
【体験談】仕事に行くのが嫌で嫌で仕方がなかった理学療法士1年目の話
僕も嫌々働いていて、周りに当たり散らしていた時期もありました。
1年目の頃って何をやっても上手くいかないんですよね。
患者評価にしてもろくにできませんでしたし、今ではあり得ないようなミス(患者のベッド柵をし忘れる等)をやってしまい、それで上司からきつく注意されたりして、気持ち的にかなり参っていました。
若手の頃は割と残業も多くて、家に帰るのが夜の23時とかも普通にありました。
残業が多くて辞めた理学療法士の話▼
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たまに早く帰れることもあったのですが、当時僕は実家でしたので、仕事のストレスでちょっとしたことでも親と言い合いの喧嘩になったり、疲れが溜まっていて朝が起きられずに親に起こしてもらうことも多かったのです。
当時は、家族にも嫌な思いをさせてしまっていたなぁと今では思いますね。
僕の同期も、当時婚約していた恋人がいたのですが、仕事の忙しさでなかなか会えなくなって、会ったとしてもぎこちなくなり結果的にお別れすることになっていました。
全部が仕事のせいではないとは思いますが、もっとストレスなく働けていたのなら、プライベートも余裕をもって恋人に接することができたと思うのです。
なので、僕の意見としては、嫌々働くのではなく、働いていて「楽しい」「やりがいを感じる」と思える職場で働くことをおすすめします。
自分も周りも幸せにしたいなら嫌々働くのはやめよう
今の僕は転職を3回しましたが、今が割と理想的な働き方ができていると思います。
残業は全くありませんし、家に帰るのも17時すぎです(家から自転車で3分ですので)。家に帰ってからもやりたいことができているので、時間がないといった感覚もありません。
人間関係も良好なので、仕事をするのが楽しいと思えるくらいです。
こんな感じで仕事のストレスはほぼありません。
仕事ですので多少ストレスがかかることはありますが、寛容に受け止めることができています。
もちろん、周りの人に仕事の不満をぶつけることもありませんので、不快な思いをさせるようなことがなくなりました。
不機嫌な人と一緒に居たいと普通思わないですよね。
僕の同期もし忙しかった若手時代とは違い、今では結婚もし余裕のある働き方をしつつ、家庭を築いています。
理学療法士として転職しやすい【転職の準備を始めよう】
理学療法士はこれからどんどん数が増えていきます。
とはいえ、まだまだ就職しやすい職業です。
僕も転職を3回してきましたが、就職難と感じたことはありません。転職活動をすればすぐに就職できると思います。
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理学療法士はまだまだ就職しやすいとはいえ、そう簡単に転職できないという人も多いと思います。
「仕事を任されているのに簡単に辞められない」
「次も同じような職場だったらどうしよう」
など不安に思うこともあるでしょう。
仕事を任されているなら、頃合いを見て上司に「辞めたい旨」を伝えましょう。
いつ辞めるかは労働者の権利です。
辞められないこと自体が労基違反に当たります。
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「同じような職場だったらどうしよう」と不安に思う人は、情報が足りていないのです。
- 自分はどんな働き方をしたいのか?
- どんな職場が向いているのか?
- どうやって理想の職場を見つけることができるのか?
- 転職はどうやって進めていけば良いのか?
このあたりの疑問を一つ一つクリアにしていく必要があります。
このブログでは、理学療法士や作業療法士、言語聴覚士が転職する際に必要な情報が網羅されています。良ければ、他の記事も読んでみてください。
また、転職するなら僕がおすすめしている転職サイトを活用するのも良いでしょう。