理学療法士の給料を上げる方法の一つに、役職、管理職に就くといるのがあります。
僕自身は理学療法士9年目であり、正直役職・管理職に就いたことはありません。
僕は4つの職場を経験しており、当然これまでに役職や管理職者の下で働いていました。
30代になると、役職に就く人も多いでしょうね。
役職者や管理職に就くと、実際にどれくらい給料が増えるの?
そして、どのくらいの苦労が必要なの?
この辺りについては、僕も傍でみていてある程度理解しています。
ここでは、僕がこれまでに勤めた病院は、病床が100床、50床の2つの回復期リハビリテーション病院に勤めていたときの話をしています。
今後、役職や管理職を目指そうと考えている人は参考にしてください。
理学療法士として役職・管理職に就くと給料は上がるの?
役職に就くと、主任や係長、科長など昇格していき、その分給料は増えますが、責任も増えます。
当たり前ですけど、平社員より給料は上がります。
そうでなければ、やる人いませんよね。
実際にどのくらい給料が上がるのか?
僕の知っている限りでは、主任では月収1~3万円くらいの手当がついていました。
係長や科長にもなると、勤続年数も手伝ってもっと給料は増えるでしょう。
20年クラスの科長では、最低でも年収800万円以上というのも聞いたことがあります。
これくらい給料が増えれば、生活も豊かになりますね。
役職や管理職の仕事について
主任くらいだと月収1~3万円アップしますが、平社員と仕事内容は大きくは変わりません。
ただし、いろんな業務のリーダーに抜擢され、責任も重い立場になります。
例えば、業務の問題提起役として資料をまとめたり、委員会に出たりとまあ忙しそうです。
仕事量からいえば、主任で月収が1~3万円アップしても、業務量と責任で言えば割にあわないと感じるかもしれませんね。
主任は業務量が多くなるので、平社員がする雑務、掃除や単位の調整などはしなくていいでしょう。他の仕事を抱えてますのでね。
役職・管理職に就いても、仕事が早い人はすぐに帰ってますが、大概は遅くまで居残って仕事をしています。
手当が増えるけど、業務量と責任も増えるのです。
役職・管理職に出世する方法
まず役職にも管理職にも就いていない僕が、「どうやって役職や管理職に就くのか」を語るのは変な気がしますが。
ただ、そんなに難しいことではないと思うのです。
簡単に言えば、長く勤め、上司の指示に忠実に従える人が出世していけるのです。
僕はといえば、飽きやすい性格なので、忠実に従うことができないので役職に就く前に転職してしまってます。
僕でもチームや係のリーダーには抜擢されたことはあるので、長くこのまま大人しく働いていれば役職も見えていたかも。
こんな人は、役職に抜擢されやすい
例えば・・・
上司が「○○さん、研究やってくれない?」と言われれば、あなたならどうですか?
これを「はい、是非」と引き受けられる人は、組織の中で出世できるでしょう。
上司が、新しいシステムを取り言えるといえば、意図を汲み取り、システム作りができる人は上司からの信頼を勝ち取ることができます。
僕が見てきた限りでは、パソコンやExcel(エクセル)が得意な人、資料作成が上手い人は上司から気に入られますよ。
個人的に、役職を目指している人は、患者の治療技術を勉強するより、エクセルを勉強したほうが良いですね。
結論を言えば、上司の求める人材になれば出世できます。
役職・管理職を募集している職場へ転職する
今の職場で「どうやって給料を上げようかな?」と考えると、役職や管理職を目指すことしか思いつかないでしょう。
役職や管理職を目指すには、この先何年勤めれば良いのか目途は就いていますか?
役職や管理職をやってみたい人は、募集している求人を探してみるのもありです。
PTOT人材バンクでは、将来的に管理職やマネジメントの求人も取り扱っています。出世を目指したい人には、おすすめの転職サイトです。
PTOT人材バンクの詳細はこちら▼
給料を上げたいなら、出世以外の方法もある
主任や係長、科長など出世を目指す目的は人それぞれだと思います。
「給料を上げたい」という人もいるでしょうし、「みんなのまとめ役になりたい」「管理業務をやってみたい」という人もいるでしょう。
ただ、給料を上げたいのであれば、転職した方が早く確実に給料を上げることができます。
実際に、僕は転職しただけで年収50万円アップしました。月収は5万円アップです。
主任に抜擢されるよりも、サクッと転職しただけで役職に就くよりも給料を上げることができたのです。
僕の事例を見ても、給料を上げるために主任を目指すというのは、非効率な方法に感じます。責任も増えますのでね。
簡単に給料を上げたい人は、転職を考えてみてください。
転職しただけで、月収が5万円増えることは普通にあります。
月に5万円余裕ができれば、家族サービスもできるし、少し贅沢してディナーに行くこともできます。
僕は将来のための貯金と資産運用もはじめました。これもお金に余裕があるからできることです。