僕は、理学療法士9年間で転職を3回4つの職場を経験しいます。
仕事をする上で、自分がどんなサインを出していれば転職したくなっていたのかを振り返ってみました。
ここでは、僕も含めて転職を経験した人が放つ「転職したくなる5つのサイン」と転職したくなった時の3つの対策について解説します。
ちなみにですが、人間関係が嫌になったり、給料が低いから給料の高い職場に移りたいという人は、今すぐに転職したほうが良いですよ。
今、ぼんやりと転職しようか悩んでいる人で、「自分のことかも?」と感じる人は、是非最後まで読んでみてください。
転職したくなる5つのサイン
理学療法士が「転職したくなるときのサイン」を5つを挙げました。
- 周りに嫉妬し、イライラする
- 意欲がなくなっている
- 周りに相談できる人がいない
- 休みの日は夕方から憂鬱のなる
- 仕事が終わる時間が気になる
一つずつ、順に見ていきましょう。
周りに嫉妬し、イライラする
周りにイライラしていると、よくミスをする人に「なんでそんなこともできないの?」と詰め寄ったりしてしまうこともあります。
周りの不手際が気になり、ただ周りにイライラしているだけでは、職場の空気も悪くなってしまいます。
今後もそのような環境で働くようでは、あなた自身のストレスが溜まってしまう恐れがあります。
周りをもどかしく思うときは、あなた自身が成長している証だと思えば良いのです。
あなたにとっては、今の環境に満足しておらず、他の人の成長が気になっているのです。
一方、謙虚な気持ちを忘れているとも言えます。
周りの人を変えるのはとても難しいことです。それなら、自分の行動を変えるほうが簡単です。
意欲がなくなっている
同じ職場で3年くらい勤めていると、だいたいの仕事はこなせるようになってくるものです。
そこで、自身の頭打ちを感じて仕事に対する意欲が下がることもあります。
僕は4つの職場を経験しています。
いずれも3年くらいすると、仕事に対してやややる気が下がる傾向があることを自覚しています。
仕事に対する意欲がなくなっている場合には、自分で勉強したり、新らしいことにチャレンジすることでモチベーションを上げることも必要です。
周りに相談できる人がいない
仕事でわからないことがあれば、同僚に何でも相談できる環境はかなり重要です。
例えば、患者のことでわからないことがあり、そんなときに面倒見の良い先輩がいるととても安心します。
逆に、上司や先輩にいびられながら働くような環境では、「こんなこと聞いて良いのかな?」と不安になり、長く勤められなくなります。
経験年数を重ねると、段々辞める人も出てくるでしょう。必然的に後輩が増え、自分が相談される立場になることもあります。
それでも、上司や時に後輩に相談できるような空気感がある職場は、とても働きやすいものです。
休みの日は夕方から憂鬱になる
仕事が嫌になり、「明日上手くいくかな?」と心配になってる人では、休みの日が待ち遠しくなりますよね。
仕事に不安を抱えていると、せっかくの休みの日でも夕方から翌日の仕事のことが気になり、憂鬱になってくることもあるでしょう。
僕も1年目の頃は、休みの日の夕方から憂鬱でした。
夕方に決まってみていたテレビ番組が始まるだけでも、嫌になって観るのを止めていたくらいです。
僕は転職経験者ですが、転職したことで仕事が楽しくなり、モチベーションも転職前とは全然違います。
仕事においては、上司や先輩がサポートしてくれる環境なので、休みの日も憂鬱にならずにゆっくり休むことができるようになりました。
仕事が終わる時間が気になる
「嫌だな、早く終わらないかな」と思いながらしている作業は、時間が経つのが遅く感じます。
「あと患者を4人も診るのか・・・早く帰ってゲームでもしたいな」なんて思い出すと、仕事に集中できなくなるでしょう。
こうなると、仕事は単なる労働や作業としての位置付けになり、患者診療も流れ作業間が出てしまいます。
そもそも「早く終わらないかな」なんて思いながら患者と接しているのは、やはり失礼ですよね。
それよりも、患者とのリハビリ時間を楽しんだり、新しく取り入れた知見を盛り込んで治療することで、仕事という意識がなくなってきます。
楽しい時や没頭している時は時間の経つのが早いものです。
転職したくなったときの3つの対策
転職したくなったときは、休日の気分転換も良いのですが、仕事の憂鬱さは仕事の中で挽回した方が良いでしょう。
なぜなら、仕事が楽しくなれば、同じ時間労働するにしても精神的負担は少なくなるからです。
転職したくなるサインが出だしたときは、以下の3つの方法をおすすめします。
- 勉強する
- 新しい仕事にチャレンジしてみる
- 転職の準備を始める
今よりももっと楽に、楽しく働けるように一つでも行動してみてください。
勉強する
まずは勉強することです。
今の仕事を100%完璧にこなせているのかを、自問自答してみてください。まだまだ不十分なところがあるはずです。
特に理学療法士のような専門職は、日々勉強ですよね。
周りにイライラしたり、やる気にならない場合は、自分が成長できる可能性を感じられていないのです。
たまには参考書を読んだり、勉強会に参加してみましょう。
新しい視点を持つことができるはずです。
勉強すればするほど仕事が楽になります。
さらに仕事が楽しいと感じることができれば、労働感なくなります。
つまり、仕事時間が仕事でなくなるのです。仕事を楽しんでいる人のほうが、精神的なコスパは高いのです。
新しい仕事にチャレンジしてみる
今の職場にやりがいを感じていない場合、仕事が単調になっている可能性があります。
そんなときは、自分が今までにやったことがない仕事にチャレンジしてみるのもありです。
例えば、後輩指導をしたことがなかったのなら、上司にお願いして引き受けてみるなど、自分がやってみたいと思える事に取り組んでみましょう。
ただし、未知な仕事を任される場合は、支えてくれる先輩や上司がいるかはとても重要です。
闇雲に仕事を増やして、誰もサポートしてくれないなら下手をすると病んでしまう恐れもありますので、慎重に。
転職の準備を始める
最後に提案するのが転職です。
僕の経験上、転職したくなる5つのサインが出だしたなら、自分の気持ちに素直になって行動した方が楽です。
僕も職場を変えただけで、周りの人に対するイライラや休日の夕方からの憂鬱な気持ちはなくなりました。
ただ、転職することに反対する人もいます。
転職に反対する人は、「あなたが変わらないと転職しても同じことでまた悩む」みたいなことを言ってくるのです。
転職を3回経験している僕からすると、転職することで消える悩みはかなりあります。
例えば、僕は給料を増やしたくて転職しましたが、転職しただけで前職よりも年収50万円増えました。
残業が多く、人間関係も微妙だと思えば、環境を変えるだけで簡単に解消されることを僕は経験上知っています。
転職を反対する人に限って、転職したことがない場合が多いのです。
なぜなら、転職した人が転職を否定すると、過去の自分を否定することになるからです。
結局、辞めてほしくないから転職を否定しているだけです。
そもそも周りの意見を気にしなくても大丈夫です。あなたがどうしたいかが大切なのです。
どうやって転職を進めれば良いかについては、転職サイトを利用することをおすすめします。
僕も転職した際には、必ず転職サイトを使っていました。
- 給料を上げたい
- この分野で働きたい
- 人間関係が良い職場が良い
- 残業は少ないほうが良い
など、あなたの希望に沿った求人を紹介してくれます。
また、転職エージェントのサポートより、履歴書のアドバイスや面接対策なども行ってくれます。
職場の内部事情に詳しいエージェントに、どんな職場なのかを詳しく聞くことができるので、転職するなら転職サイトへの登録は必須です。
以下に、おすすめの転職サイトを紹介していますので、参考にしてください。