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訪問リハビリ未経験でも働ける?
結論から言うと、訪問リハビリ未経験でも十分働くことは可能です。
実際、病院やクリニック、回復期病棟、通所リハビリから訪問リハビリへ転職する理学療法士・作業療法士は少なくありません。
ただし、「リハビリをする」という部分は同じでも、働く環境や考え方は大きく変わります。
私自身感じるのは、「技術」よりも「考え方」に慣れることが大切ということです。
未経験だから難しいというより、「病院との違い」に戸惑う人が多い印象です。
しかし最初は誰でも未経験です。
一つずつ慣れていけば問題ありません。
訪問リハビリで未経験者が不安に感じること
訪問未経験の方がよく不安に感じる内容として、以下があります。
- 一人で利用者宅へ行くのが怖い
- 急変時の対応が不安
- 何をしたらいいかわからない
- 家族対応が苦手
- 書類が多そう
- 移動やスケジュール管理が大変そう
- 病院と違って相談相手がいないイメージ
特に多いのが、「一人で訪問するのが怖い」という不安です。
病院なら先輩にすぐ相談できます。
しかし訪問では基本的に一人で利用者宅へ行くため、不安になるのは当然です。
ただ実際は、一人で抱え込まない仕組みを作っている事業所が多いです。
実際の教育体制はどうなっている?
教育体制は事業所によってかなり差があります。
主な教育内容としては以下のようなものがあります。
同行訪問
最初は先輩スタッフと一緒に訪問します。
利用者との関わり方や会話の流れ、評価方法、リスク管理などを実際に見ながら学びます。
最初から「一人で行ってください」という事業所は少ないと思います。
同行期間は数日〜数週間程度が多い印象です。
カンファレンスや相談体制
訪問中に困ったことがあれば電話相談できたり、スタッフ同士で情報共有する時間を設けている事業所もあります。
例えば、
- 血圧が少し高いけどどうしよう
- 歩行が急に不安定になった
- 家族への伝え方が難しい
このような相談は日常的にあります。
一人で判断するわけではありません。
マニュアルや勉強会
事業所によっては、
- 疾患別マニュアル
- 緊急時対応マニュアル
- 記録方法
- 介助方法
- 制度についての勉強会
などを整備しているところもあります。
立ち上げ期の小さい事業所では、スタッフ同士で一緒に作り上げることもあります。
これもまた面白さの一つだと思います。
訪問リハビリで最初に困りやすいこと
個人的には技術面よりも、以下の部分で戸惑う人が多い印象があります。
ご自宅での評価
病院では環境が整っています。
しかし訪問では利用者さんの生活そのものが現場です。
例えば、
- 段差が高い
- 手すりがない
- 部屋が狭い
- ベッド位置が違う
- 家族の介助方法が異なる
環境によってアプローチも変わります。
病院では歩けていても、自宅では転倒することもあります。
ここは慣れるまで少し時間が必要です。
家族対応
訪問では本人だけではなく家族との関わりも非常に多いです。
「最近どうですか?」
「何か困っていることありませんか?」
こういった会話も大切になります。
最初は難しく感じますが、慣れるとむしろ大きなやりがいになります。
小さい事業所ならではの面白さもある
小さい事業所では訪問以外の仕事に関わることもあります。
- マニュアル作成
- SNS運用
- ケアマネ挨拶
- 集客
- 求人活動
病院では経験しにくい部分にも関われます。
最初は大変に感じることもありますが、自分の視野はかなり広がります。
経営的な視点も少しずつ身についてきます。
訪問リハビリ未経験の人へ伝えたいこと
訪問リハビリは最初から完璧である必要はありません。
むしろ最初は不安があって当たり前です。
利用者さんの話を聞くこと。
生活を理解すること。
困ったら相談すること。
こういう部分の方が意外と大切だったりします。
病院から一歩外へ出ることで、見える世界はかなり変わります。
利用者さんの生活を支えるという意味では、訪問リハビリならではの面白さがあります。
「未経験だから無理かな」と思っている方ほど、一度見学に行ってみることをおすすめします。
実際に見ると、想像していたより「自分でもできそう」と感じる方は多いと思います。