仕事の悩み

勉強したくて飛び込んだ世界。辛くても4年は耐えた理学療法士の話

投稿日:2018年5月31日 更新日:

僕が1年目~4年目まで勤めていた回復期リハビリテーション病院での話ですが、それはそれは辛すぎました。

 

何が辛いかと言いますと、

  • 新人の症例発表は年3回
  • 新人は実習生のようなレポートあり
  • 1日のノルマ18単位

実習生や新人教育もあり、遅いときは23時に終わることもしばしば。とにかく身体が疲れます。

 

リハ職の人は、基本的に粘り強くタフな人が多いですよね。上司ですら毎日21時頃まで残って仕事をしているので、下っ端は気軽には帰れません。

上司や先輩がタフネス気質の場合は、職場の風土も例に倣ってそのようになってしまいます。

 

そんな環境でも、4年は耐え抜いた僕の話をここでお伝えします。今尚、キツイながらも頑張っている人の役に立てれば幸いです。

「勉強したい」と思って入職した新人時代

前述したように、新人には症例発表が年に3回あります。そのためのレポートは実習生のような何十枚も書くような形で上司に提出します。

レポートは1年中あるので、つまり実習生気分が1年続くわけです。

 

めっちゃ辛いです。

 

レポートの添削は業務が終わってからになるので、17時から先輩(アドバイザー)または上司からのフィードバックが始まり、終わりの見えない添削とありがたいアドバイスが永遠続きます。

遅いときでは、24時に病院を出ることも。

それでも「じゃあ、また直して明日提出して」と言われますが、疲れ切っているので、前回と全く変わらないレポートを提出することもありました。

 

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1年目に培った知識をブログに活かしている

1年目は症例発表のためのレポートが多かったので、数少ない知識の中から考察し、適時上司からのフィードバックを受け、また患者に活かす、そんな新人時代を過ごしていました。

逆に言えば、ろくに知識を補充する時間がなかったと言えますね。今、新人時代を思い返すと、知識不足にもほどがあったと思います。

 

「なんでそう考えたの?」「その原因は?」と上司からは質問攻めに合うので、その度に頭が潰れるくらい考えさせられました。

考えることが癖になり、今では臨床における考察力には自信を持っています。

僕のブログかずぼーのリハビリブログ大全でも、患者の評価やリハビリ方法についてまとめていますので、良ければ参考に。

1日30分の勉強で少しづつ知識を増やしていった

地獄の新人時代を超え、2年目から知識を蓄えるべく、

  • 解剖学
  • 運動学
  • リハビリの方法
  • 高次脳機能障害について

などの参考書を買い込んだのです。

 

セミナーにはたまに行く程度で、目の前の患者さんの現象を少しでも理解するために、関連書籍を買い漁り、家で勉強するようにしました。

賛否あるでしょうが、個人的には家で参考書を読んでいるのが最もコスパの高い勉強法だと思います。

 

適時調べものはしますが、1日30分寝る前でも参考書を読むと決め、とにかく知識を増やしていきました。

コツコツ勉強していれば、わかることが増えてくる

2年目後半くらいから、わからなかったことが段々とわかるようになってきました。

脳卒中の評価の意義・目的、予後予測、画像所見や血液データの見かたもわかるようになり、患者さんを診る前からある程度の考察ができるようになってくると評価のスピードが格段に速くなります。

 

それまできつく指導してくれていた先輩から「だいぶ考えられるようになったなー、成長したなー」と言ってもらい、それは嬉しかったですね。

目の前の患者さんの良くなるスピードも早くなるし、それはやりがいを感じることでもありました。

もちろん、今だって至らないところもあり、まだまだです。

ですが、成長している実感があると、さらに勉強意欲が掻き立てられました。

辛くても、仲間がいたから乗り越えられた

1年目の僕の同期は、PT・OT合わせて8人いました。

同期も、レポートや症例発表、新人指導などで、みんな同じように悩み、遅くまで病院に残っていました。

 

帰りが遅くなると、ロッカールームで同期と居合わせることも。

「もうこんな時間やで。ありえへん。」と軽く愚痴を言い合いながら、病院をあとにすることもありました。

辛くても、僕が4年間勤められたのは仲間がいたからなんです。

 

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4年目が終わる頃に退職することを決意

2年目になってもまた新人が入ってきますので、そのアドバイザーを務めます。

僕の勤めていた病院は若手が多かったので、2年目から新人教育や実習生を担当することは普通のことでした。

それはそれで勉強になることも多いのですが、帰りが遅く、毎日きつかったので、途中から長くは続けられない気がしてきて、4年目が終わる頃に意を決して退職する旨を上司に伝えました。

 

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5年目で転職して変わったこと

2つ目の職場も同じく回復期の病院でした。

そこは17時ピタで帰れ、新人ですらそんな状態ですからこれには正直驚きましたね。

「新人なのに勉強もせず、そんな早く帰ってけしからん!」と始めは軽い苛立ちを覚えましたが、

  • 院内研修
  • 新人勉強会
  • 教育カリキュラム
  • 先輩によるアドバイザー制
  • 症例発表(年1回)
  • サブ担当制

ちゃんと教育システムが整っていたので、「あ、根性論じゃなくても成長するんだぁ」と関心してしまいました。

 

そして、自分のキャリアについて考える時間もできたのですが、これが大きな転機でした。

ちょうど今から2年前にブログを始めたのです。

 

1つ目の病院は、前述したようにブログをやってるの時間はありませんでしたが、転職してブログができる環境に身を置いたことで、そこからあらゆる可能性が見えてきました。

ブログによる広告収入(月に5万以上)が入るのはもちろん嬉しいですが、今まで出会えなかった人達と出会えるようになったのはブログをやっていたおかげです。

そして、新人時代からの最初の4年間で辛くても勉強してきたおかげでもあるのです。

「ついていけない」「辛い」なら環境を変えるのもあり

「最初の3年は勉強したほうが良い」

この言葉を聞いたことがある人も多いんじゃないでしょうか?

 

今思えば、僕も「勉強したい」という気持ちで、あえて飛び込んだ世界でした。

もし、あなたも同じような気持ちでいるなら、その気持ちは絶対に忘れてはいけません。

 

勉強する気はあったけど、環境が合わなかったという人はたくさんいます。

「石の上にも三年」は、もう古い過去の教えです。

 

もしあなたが消極的になり、「成長できない」と感じるような環境にいるなら、今すぐ環境を変えたほうが良いです。

 

すごい先輩がいるのは、たしかに勉強になるでしょう。でも、そこにこだわる必要はありません。

学びは先輩からではなく、患者さんから得るのです。

その患者さんの病態をどう解釈して、治療に活かすか。それを試行錯誤する過程で少しづつレベルアップしていきます。

 

あなたは、今成長している実感はあるでしょうか?

働きやすい環境こそが、あなたが成長できる環境なのです。

 

 

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